日本新聞: イスラエル国連大使「これが最後の警告」フーシ派を強くけん制

イスラエル国連こくれん大使たいし「これが最後さいごの警告けいこく」フーシ派はを強つよくけん制けんせい

Dec 31, 2024 07:12

Furigana

イスラエルとイエメンの反はん政府せいふ勢力せいりょくフーシ派はとの攻撃こうげきの応酬おうしゅうを受うけて国連こくれんの安全あんぜん保障ほしょう理事りじ会かいで緊急きんきゅう会合かいごうが開ひらかれ、各国かっこくから緊張きんちょう緩和かんわを求もとめる声こえが相次あいつぐ中なか、イスラエルの国連こくれん大使たいしは「これが最後さいごの警告けいこくだ」とフーシ派はを強つよくけん制けんせいしました。

イスラエル軍ぐんは、フーシ派はによる商業しょうぎょう都市としテルアビブへの弾道だんどうミサイル攻撃こうげきなどを受うけて、12月つき26日にち、イエメンの首都しゅとサヌアにある国際こくさい空港くうこうなどを空爆くうばくし、双方そうほうの攻撃こうげきのエスカレートが懸念けねんされています。

こうした中なか、安保理あんぽりでは30日にち、緊急きんきゅう会合かいごうが開ひらかれ、各国かっこくからフーシ派はによるミサイル攻撃こうげきを非難ひなんするとともにイスラエルによる空爆くうばくを懸念けねんし、緊張きんちょう緩和かんわを求もとめる声こえが相次あいつぎました。

これに対にたいし、イスラエルのダノン国連こくれん大使たいしは、フーシ派はから1年ねん以上いじょうにわたってミサイルや無人むじん機きによる攻撃こうげきをおよそ300回かい受うけているとして、「自じ国民こくみんを守まもろうとしているときに緊張きんちょう緩和かんわを求もとめるのはやめてほしい」と反発はんぱつしました。

そしてガザ地区ちくのイスラム組織そしきハマスや、レバノンのシーア派は組織そしきヒズボラの名前なまえをあげたうえで、「われわれを破壊はかいしようとした者ものたちに何なにが起おきたのか思い出おもいださせてあげよう。これが最後さいごの警告けいこくだ。脅おどしではない、確約かくやくだ」と述のべ、フーシ派はを強つよくけん制けんせいしました。