「東京高速道路」、通称「KK線」は、1966年に全面的に開設された東京 銀座とその周辺のビルの屋上部分を走るおよそ2キロの自動車専用の道路で、首都高速道路につながっています。
このエリアでは、2030年代には地下に首都高速道路を新設する計画があり、これを進めるため、KK線は5日午後8時に廃止されます。
「KK線」の土地を所有する都などは、高架の跡地を再開発したアメリカ・ニューヨークの「ハイライン」を参考に、2040年代までに順次、歩行者専用の空間に転換し、新たな観光拠点にしたい考えです。
小池知事は4日の定例会見で「東京のど真ん中にあるので観光スポットとしてのポテンシャルは非常に高く、有効に生かしていきたい」と話していました。
また、神田橋ジャンクションと西銀座ジャンクションを結ぶ、首都高速道路の八重洲線も地下化の工事のため、5日午後8時から2035年度まで全線通行止めとなります。