ネット
証券大手の「SBI
証券」は
不正アクセスによって、
顧客6
人の
証券口座から
合わせて9800
万円余りが
流出したと
発表しました。
会社は
被害の
全額を
補償することにしています。SBI
証券の
発表によりますと
不正アクセスの
被害に
遭ったのは
会社の
顧客6
人で、
株式を
本人に
無断で
売却する
などの
手口で、
それぞれの
証券口座から、ゆうちょ
銀行の5
口座と
三菱UFJ
銀行の1
口座に
現金が
流出したということです。
被害額は合わせて9864万円に上ります。
今月7日、顧客の1人から「身に覚えのない取り引きがある」という連絡を受けて調べたところ、今回の被害が分かったということです。
会社では、第三者が偽造した本人確認書類を利用するなどして、流出先の銀行口座を不正に開設していたとしています。
また、この第三者は何らかの方法でSBI証券の、顧客のユーザーネームやログインパスワードなどを、取得したとみられるということです。
SBI証券は、これらの情報は自社のシステムから不正取得されたものではないと説明していますが、被害の全額を補償することにしています。
会社は「お客様にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」と陳謝するとともに、専用のフリーダイヤルで顧客からの相談を受け付けています。
電話番号は0120-213-384です。