遅刻できない
受験生の
心理につけこむ
痴漢が
問題と
なる中、
文部科学省は、
大学や
高校の
入試の
日に
被害があった
場合、
試験時間を
繰り下げるなどの
柔軟な
対応を
求める通知を
全国の
大学や
教育委員会などに
出しました。
入試での
痴漢に関する対応について
国が
通知を
出すのは
初めてです。
受験シーズンに入り、SNS上では試験に遅刻できず通報をためらう受験生の心理につけこみ痴漢をあおる書き込みが相次いでいて問題となっています。
来月から大学や高校の入試が本格化するのを前に、文部科学省は今月、入試での痴漢に関する対応についての初めての通知を全国の大学や教育委員会などに出しました。
具体的には、受験生が痴漢の被害などにあった場合、試験時間を繰り下げたり、別の日程で受けられるようにしたりするなど、柔軟な対応を求めたということです。
文部科学省は受験生に対し、試験当日に痴漢の被害にあって遅刻しそうな場合は受験予定の大学などに連絡してほしいとしています。