この命令は、アマゾンやフェイスブック、ツイッターのほか、動画投稿アプリ「TikTok」を運営する中国の「バイトダンス」など、ソーシャルメディアや映像配信をてがけるIT企業9社を対象とするものです。
アメリカのFTCはこの9企業に対して、ユーザーの個人情報をどのように収集し利用しているかや、画面上に表示される広告がどのように選ばれているかなどについて、45日以内に情報を提出するよう求めています。
連邦取引委員会の3人の委員は共同声明で、これらの企業について「消費者や消費者のデータに関して行なう決定が、秘密に包まれている」としたうえで、今回の命令は「必要な透明性に向けた一歩だ」としています。