国賓として
来日したブラジルのルーラ
大統領夫妻を
歓迎する
式典が、25
日午前、
皇居で
行われました。
皇居での
国賓歓迎行事は6
年ぶりです。
日本とブラジルはことし外交関係樹立から130周年で、ルーラ大統領夫妻は、午前9時20分ごろ皇居・宮殿に到着し、天皇皇后両陛下の出迎えを受けました。
国賓来日は令和の時代になって2回目、ルーラ大統領との対面は皇太子時代にブラジルを公式訪問した時以来17年ぶりで、天皇陛下は、秋篠宮ご夫妻や石破総理大臣らを紹介されました。
そして、宮殿の前庭で歓迎式典が行われ、両国の国歌が演奏されたあと、大統領が陸上自衛隊の儀じょう隊の栄誉礼を受け、整列した隊員を巡閲しました。
このあと、宮殿の「竹の間」で、およそ30分にわたって両陛下と大統領夫妻の会見が行われました。
この席で、大統領が「土壌改良事業やハイブリッド車を含む自動車産業といった分野に対する日本のこれまでのさまざまなブラジルに対する協力に感謝します」と話すと、天皇陛下は「大統領が日ブラジルの協力を評価されていることをうれしく思います」と述べられたということです。
皇居では、25日夜、両陛下の主催で歓迎の晩さん会が開かれます。