フジテレビと
親会社のフジ・
メディア・ホールディングスは、
一連の
問題を
受けて
業績が
悪化する
中、27
日取締役会を
開き、
経営体制の
見直しについて
議論します。
グループの
実力者として
経営に
影響力を
及ぼしてきた
日枝久取締役相談役の
進退を
含め、
役員人事について
どのような
議論が
行われるかが
焦点です。
フジテレビをめぐっては中居正広氏と女性とのトラブルをめぐる一連の対応が問題視され、ことし1月に社長と会長が責任をとって辞任したほか、副会長も辞任する考えを示しています。
しかし、その後もスポンサー企業の間でコマーシャルを見合わせる動きが続き業績の大幅な悪化が見込まれる事態となっています。
こうした中、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは27日取締役会を開き、経営体制の見直しについて議論します。
この中では、グループの実力者として長期にわたって経営に影響力を及ぼしてきた日枝久取締役相談役の進退を含め、役員人事についてどのような議論が行われるかが焦点です。
日枝氏は現在87歳で取締役在任期間は41年あまりと異例の長期にわたり、親会社の大株主などからは日枝氏を中心とした会社のガバナンス体制に問題があるとして辞任を求める声もあがっています。
役員人事をめぐっては、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が役員の若返りをはかるとともに人数も減らす意向を示しています。
会社はできるだけ早く新たな経営体制に移行して信頼回復に取り組みたいとしています。