浜松市で
小学生の
自転車の
列に
軽トラックが
突っ込み4
人が
死傷した
事故で、
逮捕された78
歳の
運転手が
調べに対し、「
過去にも
気がついたら
事故を
起こしていたことがあった」という
趣旨の
供述をしていることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は
運転手の
健康状態についても
詳しく
調べています。
今月24日、浜松市中央区舘山寺町の路上で小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込んだ事故では小学2年生の石川琴陽さん(8)が死亡し、4年生で10歳の姉が意識不明の重体となり、別の4年生の双子の姉妹もけがをしました。
警察は軽トラックを運転していた古橋昭彦容疑者(78)を逮捕し、26日、過失運転致死傷の疑いで検察庁に送りました。
容疑者は調べに対し、「なぜぶつかったか分からない。事故当時の記憶がない」などと供述していますが、これまでに「過去にも気がついたら事故を起こしていたことがあった」という趣旨の供述もしていることが、捜査関係者への取材で分かりました。
去年の夏に、運転免許を更新した際の認知機能の検査では異常は確認されなかったということで、警察は健康状態についても詳しく調べています。
石川琴陽さんの父親「心の整理できず」
石川琴陽さんの父親が26日、報道各社の取材に応じ、琴陽さんの写真を提供しました。
写真は去年の夏、家族で地元の祭りに出かけた際に撮影されたものです。
琴陽さんは浴衣を着てウインクをしながら、笑顔でポーズをとっています。
父親は、「おめかしが好きな子で、お祭りでは楽しそうにしていました。亡くなって悲しいですが、重体となっているお姉ちゃんのこともあり、心の整理ができていません」と話していました。