アメリカ、
トランプ政権の
中枢メンバーが、
軍事作戦の
詳細な
情報を
民間のメッセージアプリでやりとりしていた
問題で、
この問題を
伝えた
雑誌は、
作戦開始前に
投稿された
攻撃の
予定などが
含まれた
具体的なメッセージを
新たに
明らかにしました。
トランプ政権はやりとりに
機密情報はなかったとしていますが、
波紋が
広がっています。
アメリカの雑誌アトランティックは、トランプ政権の中枢メンバーが今月15日に行われたイエメンの反政府勢力フーシ派への軍事作戦の詳細な情報を民間のメッセージアプリのグループチャットでやりとりしていたと報じました。
トランプ大統領は、やりとりに機密情報は含まれていなかったとし、グループチャットを立ち上げた安全保障政策担当のウォルツ補佐官らの責任を問わない考えを示しています。
アトランティックは26日、新たな記事を公開し、フーシ派への軍事作戦の当日、ヘグセス国防長官が作戦開始を前にグループチャット上に投稿した実際の文言を画像とともに伝えました。
この中では攻撃の予定を時系列で示し
▽FA18戦闘攻撃機とみられる「F18」の攻撃
▽無人機の「MQ9」の爆弾投下
▽トマホークミサイルの海上からの発射などが明示されています。
記事では、この情報が敵に伝わっていれば備える時間を与え、パイロットなどが危険にさらされた可能性があると指摘していて波紋が広がっています。