今シーズンは2年ぶりのリーグ優勝を狙う阪神の藤川球児新監督など、12球団のうち5球団で新監督が就任していて、初陣での采配にも注目が集まります。
巨人×ヤクルト
昨シーズン、4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人は抑えのマルティネス投手やキャッチャーの甲斐拓也選手を獲得して守りの野球に磨きをかけ、本拠地の東京ドームで開幕戦を迎えます。
対するヤクルトは2年連続5位からの巻き返しを図っていますが、村上宗隆選手や山田哲人選手など主軸がけがで離脱する厳しい状況での開幕となりました。
広島×阪神
去年2位の阪神は藤川新監督のもと2年ぶりのリーグ優勝と日本一を狙い、広島市のマツダスタジアムで広島と対戦します。
就任3年目の新井貴浩監督率いる広島は昨シーズン、夏場まで首位を走ったものの9月に失速して4位となり、ことしはリーグ3連覇を達成して以来7年ぶりとなる優勝を狙います。
DeNA×中日
昨シーズン、リーグ3位から勝ち上がり26年ぶりの日本一に輝いたDeNAは、27年ぶりのリーグ優勝を目指し本拠地の横浜スタジアムで開幕を迎えます。
井上一樹新監督のもと球団史上初の3年連続最下位からの巻き返しを目指す、中日との対戦です。
ソフトバンク×ロッテ
昨シーズン、就任1年目の小久保裕紀監督が優勝に導いたソフトバンクはことしも分厚い戦力でシーズンに臨みます。
福岡市のみずほPayPayドームで、去年3位に入り、2年連続でクライマックスシリーズに進出したロッテと対戦します。
西武×日本ハム
新庄剛志監督のもと、2年連続の最下位から昨シーズン2位と躍進した日本ハムはオープン戦でも首位となるなど戦力が充実していて、9年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指し、所沢市のベルーナドームで開幕戦に臨みます。
対する西武は去年、球団史上ワーストの91敗を喫する歴史的な低迷で最下位に沈んだものの、西口文也 新監督が就任し、オープン戦では2位、チーム防御率はトップと投手陣が安定していて上位進出を狙います。
オリックス×楽天
去年4位の楽天は5年ぶり2回目の1軍監督就任となった三木肇 新監督のもと、京セラドーム大阪で、12球団最年少の43歳、岸田護 新監督が率いる去年5位のオリックスと対戦します。
楽天は5球団が競合したドラフト1位ルーキー、宗山塁選手の1年目にも注目が集まります。
今シーズンは12球団のうち5球団で新監督が指揮を執り、初陣での采配や選手起用にも注目が集まります。
プロ野球 今季からデータをファンに提供も
プロ野球では今シーズンから、投球の軌道や回転数、それに打球の速度や角度などの詳細なプレーのデータを12球団で共有するとともにファンにも発信していく取り組みが新たに始まります。
プロ野球では昨シーズンから全12球団の1軍の公式戦が行われる球場に「ホークアイ」と呼ばれる映像解析システムを導入していて、ピッチャーでは投球の軌道や回転数、それに配球の詳細、野手では、打球の速度や角度、スイングの軌道などのデータを集めていました。
NPB=日本野球機構と日本代表に関する事業を行うNPBエンタープライズは今シーズンからこうしたデータを12球団で共有するシステムを導入して競技力の発展やチームの戦術に活用できる新たな取り組みを始めます。
また、データに関しては各球団が公式サイトやSNS、球場のビジョンなどでも発信していくということです。
大リーグではすでに公式サイトで詳細なデータを見ることができますが、日本のプロ野球でもファンがプロのプレーを数値でも分析できるという新たな野球の楽しみ方が増えることになりそうです。
NPBエンタープライズは「コアなファンに楽しんでもらうだけでなく新規のファンの獲得にもつなげたいし、野球界をさらに発展させられるように努めていきたい」とコメントしています。