去年、LINEの
アルバム機能で
国内外の13
万人余りの
利用者の
画像が
他人の「サムネイル」に
表示された
問題をめぐり、
総務省は28
日、
法律で
禁止された
通信の
秘密の
漏えいに
当たるとして、
会社側に
再発防止策の
実施状況などの
報告を
求める行政指導を
行いました。
去年11月、LINEの画像を保存するアルバム機能で、内容を表す「サムネイル」に他の利用者の画像が表示される不具合が発生しました。
会社では、自分のアルバムの画像が他人のサムネイルに表示された利用者は国内外で合わせておよそ13万5000人に上ると推計しています。
総務省は開発者の理解不足や不十分な検査が原因で、電気通信事業法で禁止されている通信の秘密の漏えいに当たるとして28日、会社側に行政指導を行いました。
この中で、通信の秘密の保護を図るため
▽検査の強化や動作確認の徹底、開発ガイドラインの見直しなど再発防止策を徹底し、その実施状況を報告するとともに
▽利用者への対応の徹底を求めています。
これについてLINEヤフーは、エラーを早期に発見する新たなシステムを導入するなど対策を取っているとしたうえで「今回の行政指導を真摯(しんし)に受け止め、指導内容を含め再発防止策を徹底するとともに今後も安心してサービスをご利用いただけるよう努めてまいります」とコメントしています。