アメリカで28日に発表された先月のPCE=個人消費支出の内容を受けてインフレが再加速することへの警戒感が強まりました。
これを受けてニューヨーク株式市場では売り注文が優勢となりダウ平均株価は一時、760ドルを超える値下がりとなりました。
終値は、前日と比べて715ドル80セント安い、4万1583ドル90セントでした。
また、ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数は2.7%の大幅な下落となりました。
市場関係者は、「来週にはトランプ政権が自動車への追加関税を課すなどと発表していることもあり、投資家はリスクを避ける姿勢を強めている」と話しています。