建築構造が専門で東京科学大学の和田章名誉教授は、揺れ方などから「長周期地震動」によるとみています。
【解説動画】なぜ遠く離れたバンコクで被害が(1分51秒)
30日「おはよう日本」で放送しました
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「長周期地震動」は周期の長いゆっくりとした大きな揺れで、超高層ビルをゆっくりと大きく揺らします。もうひとつの特徴が、震源から離れても揺れが衰えにくい点です。2011年の東日本大震災では、震源からおよそ770キロ離れた大阪の超高層ビルも大きく揺れました。
今回のミャンマーの地震でも「長周期地震動」が1000キロ以上離れたバンコクまで到達した可能性は十分ありうるとしています。
さらにバンコクの地盤が影響したと指摘する専門家もいます。
地盤工学が専門の東京科学大学の田村修次教授は、バンコクは軟弱地盤が厚く堆積しているとしたうえで、揺れを増幅させた可能性があると指摘しています。また、地震が少ないバンコクでは建物の耐震性能が高くないため、被害が拡大した可能性があるとしています。