第三者委員会が公表した調査報告書では、▽中居氏と女性のトラブルについて、「『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」とされたほか、▽フジテレビが中居氏の番組への出演を継続させたことについて「女性の戻りたい職場を奪い、中居氏の利益のためとみられる行動をとったことは、2次加害行為にあたる」などとされました。
これを受けて1日、被害者の元フジテレビの女性アナウンサーが代理人の弁護士を通して、コメントを出しました。
この中で女性は「去年(2024年)12月に週刊誌などで報道されてから、ネット上などで事実ではないことを言われたり、ひどい誹謗中傷をされたりすることが続いていたので、第三者委員会の調査報告書の見解が示され、ほっとしたというのが正直な気持ちです」としています。
一方、「事案の後の中居氏と編成部長であった社員とのやりとりや、当時の港社長らの対応など、調査報告書で初めて知った事実も多く、改めてやり切れない気持ちにもなっています」としています。
その上で、「私が受けた被害は一生消えることはなく、失ったものが戻ってくることはありません。このようなことがメディア・エンターテインメント業界だけでなく、社会全体から無くなることを心から望みます」と結んでいます。
また、女性の代理人の弁護士はNHKの取材に対し、「第三者委員会の調査に応じることはとても辛く大変なことだったと思うが、ご自分の感情をおさえつつ努めて冷静にお話をされていた。代理人としては、女性の人生の再スタートのために前を向いて歩んでいくのを今後も支えていきたいと思う」としています。
女性のコメント全文
昨年12月に本事案が週刊誌等で報道されてから、ネット上などで事実でないことを言われたりひどい誹謗中傷をされたりすることが続いていたので、昨日第三者委員会の調査報告書が公表されてその見解が示され、ほっとしたというのが正直な気持ちです。
非常に短い期間で、また、守秘義務のために当事者からの情報収集が制約される中で、本事案の経緯を含む事実関係の把握や原因分析を行おうと尽力された第三者委員会の皆さまには敬意を表します。
他方で、本事案後の中居氏と編成部長であったB氏とのやりとりやフジテレビの当時の港社長らの対応など、この調査報告書で初めて知った事実も多く、改めてやり切れない気持ちにもなっています。
私が受けた被害は一生消えることはなく失ったものが戻ってくることはありません。このようなことがメディア・エンターテインメント業界だけでなく、社会全体から無くなることを心から望みます。