国軍によるクーデター以降、不安定な情勢が続くミャンマーで学校などが空爆を受けて少なくとも子ども11人が死亡しました。
ユニセフは19日、ミャンマー北部のザガイン地域にある学校などが16日に空爆を受け、少なくとも11人の子どもが死亡したと発表しました。
また、この学校に通う子ども15人の行方が分からなくなっているということです。
ザガイン地域では去年2月のクーデターで実権を握った国軍と抵抗する民主派勢力との間で度々、激しい衝突が発生しています。
無差別な攻撃により住民らが巻き込まれる事態も起きています。
民主派勢力が立ち上げた「国民統一政府」は声明で16日の空爆は国軍によるものだとし、「国軍側は罪のない子どもたちを殺し続けている」と非難しました。