米東海岸が猛烈な吹雪に見舞われ、運航情報サイト「フライトアウェア」のまとめによると、29日朝までに航空各社の国内、国際線合わせて3500便が欠航となりました。
低気圧は最大級のハリケーンに相当する暴風をともない、米北東部一帯に大雪をもたらす見通しです。南東部からニューイングランドにかけての広い範囲で、住民7500万人が影響を受けると予想されています。
デルタ航空とジェットブルー航空が拠点を置くボストンのローガン空港では300便が欠航。ジェットブルーは29日に予定していたフライトの約70%、アメリカン航空は約18%、ユナイテッド航空は約22%の運航を取りやめました。
米国内で30日に予定されていたフライトも計1000便あまりの欠航が決まりました。この中にはラガーディア発の41%、ローガン発の43%が含まれています。