フィリピンの空港で日本から1億円以上の現金を申告せずに持ち込もうとしたとして、男2人が逮捕されました。現地当局はマネーロンダリングの疑いもあるとみて捜査しています。
フィリピン・マニラ首都圏の空港税関で逮捕されたのは、丸茂譲容疑者(51)と青柳政行容疑者(47)の2人です。
現地当局によりますと、丸茂容疑者らは今月1日、成田空港を出発した便でフィリピンに入国した際、キャリーバッグの中に現金1億円以上を所持していたにもかかわらず、税関で申告しなかった不正輸入の疑いが持たれています。フィリピンの法律では、アメリカドルで1万ドル、日本円でおよそ115万円以上の現金を国内に持ち込む際には、税関への申告が義務付けられています。