フランスのアビニョンで、夫が妻に睡眠薬を飲ませて何度も強姦(ごうかん)したうえ、他人を自宅に呼んで無意識の妻を強姦させる犯行を繰り返したとして起訴されている
被害者のジゼルさん(72)は初公判が行われた2日、娘と息子に付き添われ、サングラス姿でアビニョンの裁判所に出廷した
ジゼルさんは今後4カ月の間、自分を強姦したとされる相手と向き合うことになる
検察によると、夫のドミニク被告(71)はジゼルさんに睡眠薬と抗うつ薬を飲ませた後、ネットで募った男たちに強姦させていた
検察は、ドミニク被告が暴行場面を何度もカメラで撮影していたことから、立件にこぎつけた
弁護人は2日、裁判所前で記者団に対し、「彼は自分がやったことを認めている」と語った