宮崎県で夏の高校野球の大会が始まりました。県の高校野球連盟は今年から、選手などが熱中症にならないように、試合の途中で涼しい部屋に入って休む「クーリングタイム」を行うことにしました。
8日、宮崎県では暑さの危険を知らせる「暑さ指数」が31以上になりました。このため、この日の全部の試合で、10分のクーリングタイムを初めて行いました。
選手たちは、冷房がある部屋で水を飲んだりしました。7分休んだあと、体が暑さに慣れるようにしてから、また試合を始めました。
会場で応援している生徒たちも、試合中、水を飲んだり塩が入ったあめを食べたりして、熱中症にならないようにしていました。
県の高校野球連盟は「途中で体を冷やすことはとても大事だと思います」と話しました。