アメリカ南部のフロリダ
州で
起きたマンションの
崩落事故では、
これまでに9
人の
死亡が
確認され、
依然として150
人余りと
連絡がとれなくなっています。
崩落から3
日余りが
経過しましたが、
現場では
救助隊による
捜索活動が
続いています。
アメリカ南部フロリダ州のマイアミ近郊で、12階建てのマンションの一部が崩れ落ちた事故から3日余りが経過しました。
地元当局は日本時間28日未明の会見で、これまでに9人の死亡が確認されたと発表しました。
居住者のうち連絡が取れなくなっている人は依然として150人余りにのぼっています。
現場では救助隊が災害救助犬や小型のカメラなどを使って捜索活動を続けていますが、時折火が上がって煙が立ちこめるなどして難航しています。
地元の町長はアメリカのメディアに対して「全員を安全に救出するまではきょうも、あすも、その翌日も続ける」と述べ、今後も24時間態勢で捜索活動を行う考えを示しました。
現場近くのフェンスには連絡がとれない居住者らの顔写真が張られ、訪れた家族や友人が花を手向けるなどして無事を祈りながら捜索活動を見守っています。
崩落したマンションは建設されてからことしで40年と老朽化していて、地元当局は築40年以上の建物を対象とした臨時の検査を30日以内に実施することを決めました。