中古車販売会社「ビッグモーター」の
店舗前の
街路樹伐採事件で、
伐採を
指示したとして
逮捕された
本社の
社員が「
環境整備点検」の
一環として
店舗を
直接訪れるなどしていたことが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
警察は
店舗を
訪れたいきさつ
などを
詳しく
調べています。
「ビッグモーター」の社員の蒲原敏之容疑者(51)は、本社に勤務していた2年前、川崎市の「川崎店」の前の街路樹を伐採するよう指示したとして、器物損壊の疑いで逮捕され、31日に検察庁に送られました。
容疑者は当時、「環境整備推進委員」という立場を担っていましたが、捜査関係者によりますと、容疑者が店舗を直接訪れるなどしていたことが、押収した業務記録や会社関係者の証言などからわかったということです。
環境整備点検をめぐっては、会社が設置した特別調査委員会がまとめた報告書で、「本部の部長や次長らが、事前にわざわざ対象店舗に訪れ、状況を確認して経営陣による本番の点検に備えることもあった」などと指摘されています。
警察は、容疑者が店舗を訪れたいきさつなどを詳しく調べています。