ロシア
国防省はウクライナが150
機以上の
無人機を
使って
攻撃を
仕掛けてきたと
主張し、モスクワに
ある製油所では
火災も
起きました。ウクライナ
側は
無人機による
攻撃を
続けるとともに、
欧米から
供与された
射程の
長いミサイルも、ロシア
領内への
攻撃に
使用できるよう、
アメリカへの
要求を
強めています。
ロシア国防省は1日、ウクライナが無人機を使って各地の施設に攻撃を仕掛けてきて、158機を撃墜したと主張しました。
モスクワのソビャーニン市長は製油所の一部の建物に無人機が墜落し、火災が起きたことを明らかにするなど被害も伝えられています。
ウクライナはロシアの攻撃能力をそぐため無人機を使ってロシア領内のインフラ施設への攻撃を続けていますが、欧米から供与された射程の長いミサイルについては欧米から使用が認められていません。
こうした中、ウクライナのウメロフ国防相は、先月30日、アメリカのワシントンでオースティン国防長官と会談しました。
ウメロフ国防相はCNNテレビのインタビューに対し、射程の長いミサイルを使ったロシア領内への攻撃について「標的は補給の拠点や飛行場といった軍事的なものだとアメリカ側に説明した」と述べ、軍事関連施設を標的としたミサイルの使用を認めるよう、アメリカへの要求を強めていることを明らかにしました。