台風の
影響などによる
記録的な
大雨で
先月30
日に
神奈川県伊勢原市で
起きた
国道沿いでの
土砂崩れの
発生の
瞬間が、
巻き込まれた
車の
ドライブレコーダーに
記録されていて、
間一髪、
大きな被害を
免れた
様子が
捉えられていました。
土砂崩れの瞬間の映像は、神奈川県秦野市にある、建設会社の社員が業務で運転していたワゴン車のドライブレコーダーに記録されていました。
先月30日の午前7時ごろ、雨が降る中、伊勢原市善波の国道246号を走行していたところ、突然、道路沿いの擁壁がくずれます。
道路には土砂や木などが一斉に流れ込み車は「ドカーン」という大きな衝突音とともにとまりました。
映像では、対向車線の車も崩れた土砂などの上に乗り上げる様子も確認できます。
土砂崩れにはこの2台が巻き込まれましたが、けが人はいませんでした。
現場はトンネルの出入り口付近で、建設会社は「仕事に向かう社員2人が車に乗っていてトンネルから出たあと、突然、巻き込まれたが、窓を開けて逃げ出すことでき、けがもなくてよかった」としています。
現場付近では現在も4キロ余りにわたって通行止めが続いていて横浜国道事務所によりますと、通行止めは今月9日に解除される見込みだということです。