【演説えんぜつ会かいライブ】自民じみん総裁そうさい選せんが告示こくじ 9人にんが立候補りっこうほ 過去かこ最多さいたに

政治せいじとカネの問題もんだいを受うけた党とう改革かいかくのあり方ありかたや、経済けいざい・財政ざいせい政策せいさくなどを争点そうてんに本格ほんかく的てきな論戦ろんせんが始はじまります。

午後ごご1時じからの立会たちあい演説えんぜつ会かいを放送ほうそう同時どうじ提供ていきょうでお伝おつたえします。

9人にんの候補こうほ者しゃ 立候補りっこうほの届け出とどけでを済すませる

自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょの立候補りっこうほの受け付うけつけは、午前ごぜん10時じから党とう本部ほんぶの9階かいに設もうけられた会場かいじょうで行おこなわれ、9人にんの候補こうほ者しゃの代理人だいりにんが20人にんの国会こっかい議員ぎいんの推薦すいせん人じん名簿めいぼなどを添そえて届け出とどけでを済すませました。

そして、抽ちゅうせんの結果けっか、届け出とどけで順じゅんは、高市たかいち経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじん、小林こばやし鷹たか之の氏し、林はやし官房かんぼう長官ちょうかん、小泉こいずみ進すすむ次郎じろう氏し、上川かみかわ外務がいむ大臣だいじん、加藤かとう元もと官房かんぼう長官ちょうかん、河野こうのデジタル大臣だいじん、石破いしば元もと幹事かんじ長ちょう、茂木もぎ幹事かんじ長ちょうの順じゅんに決きまりました。

候補こうほ者しゃの数かずは1972年ねんに推薦すいせん人じんを必要ひつようとする仕組しくみが導入どうにゅうされて以降いこう、過去かこ最多さいたとなりました。

9人にんは、このあと党とう本部ほんぶで行おこなわれる立会たちあい演説えんぜつ会かいに臨のぞみ、本格ほんかく的てきな論戦ろんせんがスタートします。

選挙せんきょ戦せんでは、政治せいじとカネの問題もんだいを受うけた党とうの信頼しんらい回復かいふくのための党とう改革かいかくや政治せいじ改革かいかくのあり方ありかた、経済けいざい・財政ざいせい政策せいさくや物価ぶっか高だか対策たいさく、子育こそだて支援しえんを含ふくめた社会しゃかい保障ほしょう政策せいさく、人口じんこう減少げんしょう対策たいさくや地方ちほう活性かっせい化か策さく、それに外交がいこう・安全あんぜん保障ほしょう政策せいさくなどが争点そうてんとなる見通みとおしです。

今回こんかいは、前回ぜんかい・3年ねん前まえと同おなじく全国ぜんこくの党員とういん・党とう友ともによる投票とうひょうが行おこなわれ、国会こっかい議員ぎいん1人にん1票ひょうの「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と、それと同数どうすうの「党員とういん票ひょう」の合計ごうけいで争あらそわれます。

国会こっかい議員ぎいんの投票とうひょうは今月こんげつ27日にちに党とう本部ほんぶで行おこなわれ、前日ぜんじつ26日にちまでに投票とうひょうが締め切しめきられる「党員とういん票ひょう」とあわせてその場ばで開票かいひょうされ、新あたらしい総裁そうさいが選出せんしゅつされることになっています。

総裁そうさい選せんの仕組しくみは

自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょの投開票とうかいひょうの仕組しくみです。

自民党じみんとうの総裁そうさい選挙せんきょは、国会こっかい議員ぎいん1人にん1票ひょうの「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と全国ぜんこくの党員とういん・党とう友ともによる投票とうひょうで配分はいぶんが決きまる「党員とういん票ひょう」で争あらそわれます。現時点げんじてんでは「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と「党員とういん票ひょう」は同数どうすうのいずれも367票ひょう、あわせて734票ひょうとなっています。

ただ、堀井ほりい学まなぶ氏しの議員ぎいん辞職じしょくに伴ともない、比例ひれい代表だいひょう北海道ほっかいどうブロックの自民党じみんとうの名簿めいぼから候補こうほ者しゃが投票とうひょう日びまでに繰り上くりあげ当選とうせんすれば「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と「党員とういん票ひょう」がいずれも1票ひょうずつ増ふえ、「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と「党員とういん票ひょう」がそれぞれ368票ひょう、あわせて736票ひょうとなる見通みとおしです。

「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」は今月こんげつ27日にちに党とう本部ほんぶ8階かいのホールで投票とうひょうが行おこなわれ、その場ばで開票かいひょうされます。

一方いっぽう、党員とういん投票とうひょうは、党とうの規程きていでは去年きょねんまでの2年間ねんかん、党費とうひを納おさめた党員とういんに選挙せんきょ権けんが与あたえられることになっていますが3年ねん前まえの総裁そうさい選挙せんきょなどと同様どうよう、今回こんかいも特例とくれいで去年きょねん1年ねん分ぶんの党費とうひを納おさめた党員とういんにも与あたえられます。

今回こんかい、投票とうひょう権けんを持もつのは、全国ぜんこく105万まん5839人にんです。「党員とういん票ひょう」の投票とうひょうは12日にち以降いこう、投票とうひょう所しょでの直接ちょくせつの投票とうひょうやはがきなどで行おこなわれ、開票かいひょう日び前日ぜんじつの今月こんげつ26日にちまでに締め切しめきられます。

各かく都道とどう府県連ふけんれんが集計しゅうけいした投票とうひょう数すうを党とう本部ほんぶでまとめ、いわゆるドント方式ほうしきで候補こうほ者しゃに配分はいぶんされます。

そして「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」と「党員とういん票ひょう」をあわせた有効ゆうこう票ひょうの過か半数はんすうを得えた候補こうほ者しゃが、新しん総裁そうさいに選出せんしゅつされます。

ただし、1回かい目めの投票とうひょうで過半数かはんすうを得える候補こうほ者しゃがいなかった場合ばあいは、上位じょうい2人にんによる決選けっせん投票とうひょうが行おこなわれます。

決選けっせん投票とうひょうは、国会こっかい議員ぎいんが改あらためて1人にん1票ひょうを投とうじるのに加くわえ、各かく都道とどう府県連ふけんれんにも1票ひょうずつ割わりふられます。

各かく都道とどう府県連ふけんれんの1票ひょうは、党員とういん投票とうひょうの結果けっかに基もとづき、上位じょうい2人にんのうち得票とくひょう数すうが多おおい候補こうほ者しゃが自動的じどうてきに獲得かくとくする仕組しくみです。

総裁そうさい選せんのスケジュールは

総裁そうさい選挙せんきょのスケジュールです。

12日にち告示こくじされた総裁そうさい選挙せんきょは、告示こくじ日びから投票とうひょう日び前日ぜんじつまでの期間きかんは15日間にちかんとなり、いまの規程きていが設もうけられた1995年ねん以降いこう、最もっとも長ながくなります。

12日にちは午前ごぜん10時じから党とう本部ほんぶで立候補りっこうほの受け付うけつけが行おこなわれ、午後ごご1時じから立会たちあい演説えんぜつ会かいが行おこなわれます。

13日にちは午後ごご1時じから共同きょうどう記者きしゃ会見かいけんが行おこなわれるほか、14日にちは日本にっぽん記者きしゃクラブ主催しゅさいの討論とうろん会かいが予定よていされています。

今回こんかいは、全国ぜんこく8か所かしょで演説えんぜつ会かいや討論とうろん会かいが行おこなわれます。

14日にちに名古屋なごや市し、15日にちに福島ふくしま市し、16日にちに金沢かなざわ市し、17日にちに那覇なは市し、18日にちに松山まつやま市しと大阪おおさか市し、19日にちに東京とうきょう、20日にちに松江まつえ市しでそれぞれ開催かいさいされます。

また、22日にちから3日間にちかん、憲法けんぽう改正かいせいや政治せいじ改革かいかく、経済けいざい財政ざいせいなどをテーマに事前じぜんに国民こくみんから寄よせられた質問しつもんに答こたえる政策せいさく討論とうろん会かいを行おこない、オンラインでも配信はいしんされます。

そして、27日にちの午後ごご1時じから党とう本部ほんぶで「国会こっかい議員ぎいん票ひょう」の投開票とうかいひょうや「党員とういん票ひょう」の開票かいひょうが行おこなわれ、新あたらしい総裁そうさいが選出せんしゅつされます。

今いまの仕組しくみで候補こうほ者しゃが過去かこ最多さいた

自民党じみんとうの総裁そうさい選挙せんきょは当初とうしょ、立候補りっこうほに推薦すいせん人じんは必要ひつようなく結党けっとうの翌年よくねん1956年ねんの初はじめての選挙せんきょには11人にんが立候補りっこうほしました。

その後そのごも1950年代ねんだいから60年代ねんだいにかけて、候補こうほ者しゃの数かずが多おおいときには9人にんや7人にんに上のぼりました。

ただ、得票とくひょう数すうが1票ひょうから数すう票ひょうにとどまる候補こうほ者しゃも少すくなくなく、立候補りっこうほに一定いっていのハードルを設もうけることが必要ひつようだとして、1972年ねんの選挙せんきょから推薦すいせん人じんの仕組しくみが導入どうにゅうされました。

この時とき、必要ひつような推薦すいせん人じんは10人にんでした。

その後そのご、必要ひつような推薦すいせん人じんの数かずは、50人にんや30人にんなどと変遷へんせんし、今いまは20人にんとなっています。

推薦すいせん人じんが必要ひつようとなった今いまの仕組しくみのもとこれまでで候補こうほ者しゃが最もっとも多おおかったのは、2008年ねんと2012年ねんの5人にんです。

このうち2008年ねんの総裁そうさい選挙せんきょは麻生あそう副ふく総裁そうさいが有効ゆうこう投票とうひょうの3分ぶんの2にあたる票ひょうを獲得かくとくして与謝野よさの馨かおる氏しや小池こいけ百合子ゆりこ氏しらを破やぶり新しん総裁そうさいに選出せんしゅつされました。

2012年ねんは40年ねんぶりに上位じょうい2人にんの決選けっせん投票とうひょうにもつれ込もつれこみ、安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんが1回かい目めの投票とうひょうでトップだった石破いしば元もと幹事かんじ長ちょうに逆転ぎゃくてん勝利しょうりしました。

今回こんかい、候補こうほ者しゃが9人にんと過去かこ最多さいたとなったのは派閥はばつの解消かいしょうによって議員ぎいん個人こじんの自由じゆう度どが高たかまったことや、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが立候補りっこうほしない考かんがえを表明ひょうめいしたため、閣僚かくりょうや党とう執行しっこう部ぶのメンバーが手てを挙あげやすい環境かんきょうとなったことが影響えいきょうしたものとみられます。

総裁そうさい選せんめぐるこれまでの経緯けいい

自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょをめぐるこれまでの経緯けいいです。

先月せんげつ14日にち、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが記者きしゃ会見かいけんを開ひらき「自民党じみんとうが変かわることを示しめす最もっともわかりやすい最初さいしょの一いち歩ほは私わたしが身みを引ひくことだ」と述のべ、立候補りっこうほしない意向いこうを表明ひょうめいしました。

翌日よくじつには閣僚かくりょうに対にたいし、総裁そうさい選挙せんきょに立候補りっこうほする場合ばあいには職務しょくむに支障ししょうのない範囲はんいで堂々どうどうと論戦ろんせんに臨のぞんでほしいという考かんがえを伝つたえました。

これを受うけて「ポスト岸田きしだ」と目めされていた議員ぎいんの動うごきが一気いっきに表面ひょうめん化か。

一時いちじは10人にんを超こえる議員ぎいんの名前なまえが上あがる混戦こんせん模様もようとなります。

そして、河野こうのデジタル大臣だいじん、林はやし官房かんぼう長官ちょうかん、高市たかいち経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじん、上川かみかわ外務がいむ大臣だいじんの現職げんしょくの閣僚かくりょうに加くわえ、石破いしば元もと幹事かんじ長ちょう、茂木もぎ幹事かんじ長ちょう、加藤かとう元もと官房かんぼう長官ちょうかんの党とう幹部かんぶや閣僚かくりょうを歴任れきにんしたベテランが次々つぎつぎと立候補りっこうほを表明ひょうめいしました。

党とうの信頼しんらい回復かいふくに向むけて「刷新さっしん感かん」が必要ひつようだとして期待きたいが集あつまっていた、いずれも40代だいの小林こばやし鷹たか之の氏しと小泉こいずみ進すすむ次郎じろう氏しも立候補りっこうほに踏み切ふみきりました。

最終さいしゅう的てきな立候補りっこうほ者しゃは9人にんに上のぼり、推薦すいせん人じんが必要ひつようとなった1972年ねん以降いこう、これまでで最もっとも多おおかった5人にんを上回うわまわり過去かこ最多さいたとなりました。

党内とうないからは、ほとんどの派閥はばつが解散かいさんを決きめたことで個人こじんの意思いしで手てを挙あげやすくなった結果けっかだと歓迎かんげいする声こえが上あがっている一方いっぽう、政策せいさく論戦ろんせんが深ふかまらないのではないかという懸念けねんも出でています。

「派閥はばつなき総裁そうさい選せん」行方ゆくえは

今回こんかいの総裁そうさい選挙せんきょは、政治せいじとカネの問題もんだいを受うけて、安倍あべ派はや二に階かい派はなど派閥はばつの大半たいはんが相次あいついで解散かいさんを決きめた中なかで行おこなわれるいわば「派閥はばつなき総裁そうさい選せん」となります。

過去かこの総裁そうさい選挙せんきょでは派閥はばつの意向いこうが結果けっかを左右さゆうしたケースが多おおく、前回ぜんかい2021年ねんの総裁そうさい選挙せんきょでは、決選けっせん投票とうひょうで主要しゅよう派閥はばつがまとまった投票とうひょう行動こうどうをとり岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが選出せんしゅつされました。

また、前々回ぜんぜんかい、当時とうじの安倍あべ総理そうり大臣だいじんの退任たいにんに伴ともなう2020年ねんの総裁そうさい選挙せんきょでは、派閥はばつに所属しょぞくしない菅かん前ぜん総理そうり大臣だいじんを5つの派閥はばつが支持しじして告示こくじ前まえに大勢たいせいが決けっしました。

今回こんかいは大半たいはんの派閥はばつが解散かいさんを決きめていることから、党内とうないでは「各かく議員ぎいんの投票とうひょう行動こうどうが読よめず、最後さいごまで結果けっかが見通みとおせないのではないか」という見方みかたが出でています。

唯一ゆいいつ、派閥はばつを維持いじしている麻生あそう派はでは所属しょぞくする河野こうのデジタル大臣だいじんが立候補りっこうほを表明ひょうめい。

派閥はばつを率ひきいる麻生あそう副ふく総裁そうさいが河野こうの氏しを「応援おうえんしていきたい」と述のべる一方いっぽう、ほかの候補こうほ者しゃの支援しえんも容認ようにんする考かんがえを示しめしました。

一方いっぽう、解散かいさんを決きめた派閥はばつのメンバーが会合かいごうを開ひらいて総裁そうさい選挙せんきょの対応たいおうをめぐって意見いけんを交かわす場面ばめんも見みられ「選挙せんきょ後ごの人事じんじなども見据みすえかつての派閥はばつを意識いしきして動うごく議員ぎいんは少すくなくないのではないか」という見方みかたもあります。

このため相次あいつぐ派閥はばつの解散かいさん決定けっていが議員ぎいんの投票とうひょう行動こうどうにどう影響えいきょうするかが焦点しょうてんの1つとなります。

“カネのかからない選挙せんきょ”に

自民党じみんとうは、政治せいじとカネの問題もんだいで批判ひはんを受うけたことを踏ふまえ、今回こんかいの総裁そうさい選挙せんきょを資金しきんのかからない選挙せんきょ戦せんにするためのルールを設もうけました。

具体ぐたい的てきにはこれまでの総裁そうさい選挙せんきょでは禁止きんしされてこなかったインターネットの有料ゆうりょう広告こうこくの掲載けいさいや自動じどう音声おんせいで電話でんわをかける「オートコール」を用もちいた投票とうひょうの呼よびかけを禁止きんしするとしています。

また、これまでに続つづき、政策せいさくパンフレットなどの郵送ゆうそうや著書ちょしょや色紙いろがみなどの物品ぶっぴんを配くばることも禁止きんししています。

これらの禁止きんし事項じこうは、今月こんげつ4日にちに通知つうちされ、告示こくじの前まえから適用てきようされています。

過去かこの決選けっせん投票とうひょう

自民党じみんとうの総裁そうさい選挙せんきょは、1回かい目めの投票とうひょうで誰だれも有効ゆうこう投票とうひょうの過か半数はんすうを得えられない場合ばあいは、得票とくひょう数すうの多おおい上位じょうい2人にんによる決選けっせん投票とうひょうが行おこなわれます。

国会こっかい議員ぎいんの投票とうひょうと1票ひょうずつ割わりふられた各かく都道とどう府県連ふけんれんの票ひょうで争あらそわれます。

都道とどう府県連ふけんれんの票ひょうは1回かい目めの投票とうひょうで最もっとも多おおく得票とくひょうした候補こうほに自動的じどうてきに入はいる仕組しくみです。

決選けっせん投票とうひょうは昭和しょうわ30年ねんの自民党じみんとう結党けっとう以来いらい、これまでに5回かい行おこなわれています。

最初さいしょは1956年ねん。

1回かい目めの投票とうひょうで2位いだった石橋いしばし湛山たんざん氏しが1位いだった岸きし信介しんすけ氏しを逆転ぎゃくてんしました。

2回かい目めは1960年ねん。

1回かい目めの投票とうひょうで1位いだった池田いけだ勇人はやと氏しが石井いしい光次郎みつじろう氏しを破やぶりました。

3回かい目めは1972年ねん。

この時ときは田中たなか角栄かくえい氏し、福田ふくだ赳夫たけお氏し、大平おおひら正芳まさよし氏し、三木みき武夫たけお氏しの4人にんが立候補りっこうほ。田中たなか氏しと福田ふくだ氏しの争あらそいとなった決選けっせん投票とうひょうで田中たなか氏しが勝利しょうりしました。

4回かい目めは野党やとう時代じだいの2012年ねん。

5人にんが立候補りっこうほし、決選けっせん投票とうひょうは安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんと石破いしば元もと幹事かんじ長ちょうの争あらそいとなり、安倍あべ氏しが逆転ぎゃくてんで勝利しょうりしました。

最後さいごは前回ぜんかい、3年ねん前まえの2021年ねん。

河野こうのデジタル大臣だいじん、岸田きしだ総理そうり大臣だいじん、高市たかいち経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじん、野田のだ元もと総務そうむ大臣だいじんの4人にんが立候補りっこうほしました。

1回かい目めの投票とうひょうでは決着けっちゃくがつかず、トップの岸田きしだ総理そうり大臣だいじんと2位いの河野こうの氏しとの差さはわずか1票ひょうでした。

そして、上位じょうい2人にんによる決選けっせん投票とうひょうが行おこなわれた結果けっか、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが勝利しょうりしました。