米テキサス州南西部のビッグベンド国立公園で、「サソリモドキ」と呼ばれるクモガタ類の節足動物が繁殖の季節を迎えています。
同国立公園はフェイスブックへの投稿で、「夏の雨に誘われてサソリモドキが食べ物と愛を求め、巣穴から出てきた」と伝えました。
同公園によると、サソリモドキは体長約7.6センチです。大きなハサミとむちのような長い尾が特徴で、85%が酢酸からなる液体を尾の部分から噴射します。酢酸は酢の主成分です。
しかしサソリモドキは夜行性で、姿を見かけることはめったになく、「驚かせない限りはほとんど無害」と同公園は指摘しました。