ハリケーン「フランシーヌ」の影響で米メキシコ湾岸の原油生産の12%、天然ガス生産の16%超が依然停止していると米安全環境執行局(BSEE)が16日明らかにした。
フランシーヌが先週に米メキシコ湾岸を直撃した後、日量21万3204バレルの原油生産と2億9800万立方フィートの天然ガス生産がなお停止している。
BSEEが生産者の報告を基に公表したところによると、16日時点でメキシコ湾岸全体の約6.5%に当たる24の石油・ガス生産施設で作業員が退避したままとなっている。先週のピーク時には171施設で退避が行われていた。
連邦政府のデータによると、米メキシコ湾岸は国内石油生産の約15%、天然ガス生産の2%を占めている。