私鉄大手の西武ホールディングスはホテルやスキー場など31の施設を外資系のファンドに売却すると発表しました。
西武ホールディングスは10日に会見し、「ザ・プリンスパークタワー東京」や「札幌プリンスホテル」「苗場スキー場」など31の施設をシンガポールの政府系ファンドに1500億円程度で売却すると発表しました。
引き続き西武グループが運営し、プリンスというブランド名は維持されるということです。
鉄道やホテルなどの利用客が落ち込み、財務内容の改善が課題になっていました。
売却によって2022年3月期の業績予想を140億円の赤字から90億円の黒字に修正しました。