京都府伊根町は6日から、12歳以上の子どもに新しいコロナウイルスのワクチンの注射をしています。今月の終わりごろには中学校で生徒たちに注射をする予定でした。
しかし、子どもへのワクチンの注射に反対する人から町に電話やメールが200件ぐらい来ました。このため、町はトラブルにならないように、中学校で一緒に注射をすることをやめました。
町は「子どもや家族にワクチンについてしっかり説明します。そして、注射を受けたい子どもには、病院などで早く注射をしたいと思います」と話しています。
反対する電話やメールの中には、役所の人を「殺す」という言葉もありました。このため、町は警察に相談することを考えています。