8日の夜、天気がよかったら、日本中で皆既月食を見ることができます。皆既月食は、太陽と地球と月がまっすぐに並んで、月全部が地球の影に隠れることです。皆既月食のときは、月が見えなくなるのではなくて、暗い赤色に見えます。
国立天文台によると、月食は午後6時9分ごろから始まります。7時16分から8時42分の間は月全部が影に隠れて、9時49分ごろに明るく光る丸い月に戻ります。
小笠原諸島以外の場所では、天王星が月の後ろに入る「天王星食」も見ることができます。月食のときは月が暗いため、望遠鏡などを使うと、天王星がよく見えます。
この2つを一緒に見ることができたのは、442年前です。