厚生労働省は去年11月、20歳以上の男性と女性6500人にたばこを吸っているかどうか聞きました。
その結果、たばこをいつも吸っている男性は29.4%で、10年前より10ポイント低くなりました。1986年に調べ始めてから、初めて30%より低くなりました。
女性は7.2%で、10年前より3.8ポイント低くなりました。女性も、調べ始めてから最も低くなりました。
厚生労働省は、たばこが健康に悪いことを知っている人が増えたことや、たばこを吸うことができる場所が少なくなったことなどが原因だと考えています。
たばこを吸っている人の中でやめたいと思っている人の割合は、男性が26%、女性が39%でした。厚生労働省は、たばこをやめたい人は病院に相談してほしいと言っています。