沖縄県の
尖閣諸島が
日本固有の
領土だと
内外に
示すため、
政府は、
明治28
年に
尖閣諸島が
沖縄県に
編入される
以前に
沖縄県が
警察に対して
暫定的に
尖閣諸島の
管理を
行うよう
指示していたことを
示す
資料を、
内閣官房のホームページで
新たに
公表しました。
政府は
沖縄県の
尖閣諸島と
島根県の
竹島が
日本固有の
領土だと
内外に
示すため、
歴史的な
資料を
民間に
委託して
調査し、
報告書を
取りまとめて、
毎年内閣官房のホームページで
掲載していて、
昨年度確認された
資料をこのほど
新たに
公表しました。
それによりますと、尖閣諸島が明治28年に沖縄県に編入される4年前に、沖縄県が警察に対して暫定的に尖閣諸島の管理を行うよう指示していたことが示されています。
また、明治期に尖閣諸島の開拓者が海岸付近に建設した家屋などの写真や、20人ほどの開拓者が現地で撮影したとみられる集合写真なども掲載されました。
一方、竹島に関して、昭和28年に東京にあるイギリス大使館から本国に送られた報告書で、竹島は日本の領土の一部だという見方が示されています。
政府はこれらの資料を詳しく検証するとともに、引き続き歴史的な資料の調査に当たることにしています。