日本新闻: 女川原発１号機 “廃炉も視野に検討” 東北電力社長

女川おながわ原発げんぱつ１いち号機ごうき “廃はい炉ろも視野しやに検討けんとう” 東北とうほく電力でんりょく社長しゃちょう

Sep 27, 2018 18:09

Furigana

宮城みやぎ県けんにある女川おながわ原子力げんしりょく発電はつでん所しょの１いち号機ごうきについて東北とうほく電力でんりょくの原田はらだ社長しゃちょうは27日にちの定例ていれい会見かいけんで、廃はい炉ろも視野しやに検討けんとうを進すすめる考かんがえを初はじめて明あきらかにしました。女川おながわ原発げんぱつは東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいで１いち号機ごうきから３さん号機ごうきのすべてが想定そうていを超こえる地震じしんの揺ゆれや津波つなみに襲おそわれ、設備せつびや機器ききに大おおきな被害ひがいが出でて運転うんてんが停止ていししたままで、このうち２に号機ごうきについては、再さい稼働かどうを目指めざして原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの審査しんさを受うけています。

27日にち開ひらかれた定例ていれいの記者きしゃ会見かいけんで東北とうほく電力でんりょくの原田はらだ宏ひろし哉社長しゃちょうは「２に号機ごうきの審査しんさが進すすみ、どんな安全あんぜん対策たいさく工事こうじが必要ひつようか見極みきわめが可能かのうになったことから、１いち号機ごうきについては廃はい炉ろも選択せんたく肢しの一ひとつとして具体ぐたい的てきな検討けんとうを進すすめるにいたった」と述のべ、廃はい炉ろも視野しやに検討けんとうを進すすめる考かんがえを初はじめて明あきらかにしました。

東北とうほく電力でんりょくによりますと、１いち号機ごうきは運転うんてん開始かいしから34年ねんがたち、格納かくのう容器ようきなどの設計せっけいが古ふるいことから、新しん規制きせい基準きじゅんに必要ひつような安全あんぜん対策たいさくの工事こうじを進すすめるのが難むずかしい可能かのう性せいがあるということです。