Actualités japonaises: 8月の有効求人倍率1.04倍 8か月連続で低下新型コロナ影響続く

8月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつ1.04倍ばい 8か月かげつ連続れんぞくで低下ていか新型しんがたコロナ影響えいきょう続つづく

Oct 2, 2020 08:10

Furigana

ことし8月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは1.04倍ばいと前まえの月つきを0.04ポイント下回したまわり、8か月かげつ連続れんぞくで低下ていかしました。これは平成へいせい26年ねん1月つき以来いらいの水準すいじゅんで、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうによる先行さきゆきの不透明ふとうめいさから求人きゅうじんを控ひかえる動うごきが続つづいている」としています。厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、仕事しごとを求もとめている人ひと1人にんに対にたいして企業きぎょうから何なん人にんの求人きゅうじんがあるかを示しめすことし8月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは1.04倍ばいとなり、前まえの月つきを0.04ポイント下回したまわり、8か月かげつ連続れんぞくで前まえの月つきより低ひくくなりました。有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつが1.04倍ばいとなったのは、6年ねん7か月かげつ前まえの平成へいせい26年ねん1月つき以来いらいです。

企業きぎょうからの新規しんきの求人きゅうじんは前まえの年としの同おなじ月つきより27.8％減へり、8か月かげつ連続れんぞくの減少げんしょうとなりました。

これを産業さんぎょう別べつでみると、減少げんしょう幅はばが最もっとも大おおきいのは

▽宿泊しゅくはく業ぎょう・飲食いんしょくサービス業ぎょうで49.1％、

▽生活せいかつ関連かんれんサービス業ぎょう、娯楽ごらく業ぎょうで41％、

▽製造せいぞう業ぎょうで38.3％などとなっています。

有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつを都道とどう府県ふけん別べつでみると、最もっとも高たかいのは

▽福井ふくい県けんと岡山おかやま県けんで1.43倍ばい、

▽島根しまね県けんで1.35倍ばいなどとなっています。

一方いっぽう、最もっとも低ひくかったのは、

▽沖縄おきなわ県けんで0.67倍ばい、

▽神奈川かながわ県けんで0.75倍ばい、

▽滋賀しが県けんで0.82倍ばいなどとなっています。

有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつが1倍ばいを下回したまわったのは、前まえの月つきより岩手いわてと和歌山わかやまの2つの県けんが増ふえて16の道みちと県けんになっています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが解除かいじょされたあと、求人きゅうじんの減少げんしょう幅はばは一時いちじ的てきに縮小しゅくしょうしたが、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうによる先行さきゆきの不透明ふとうめいさから求人きゅうじんを控ひかえる動うごきが続つづいている。また、求人きゅうじんの減少げんしょうを背景はいけいに求職きゅうしょくの活動かつどうが長期ちょうき化かする傾向けいこうもみられる。一方いっぽう、建設けんせつ業ぎょうや医療いりょう・福祉ふくしなど産業さんぎょうによっては一部いちぶ持ち直もちなおしの動うごきも出でている」としています。