「
日本学術会議」をめぐり
菅総理大臣は、
自民党で「
会議」の
在り方を
検討し
直す作業チームの
座長に
就任する
塩谷元文部科学大臣と
会談し、
政府と
連携しながら
十分に
議論するよう
要請しました。「
日本学術会議」が
推薦した
会員候補6
人が
任命されなかったことを
受けて、
自民党は「
会議」の
在り方を
検討し
直す作業チームを
立ち
上げ、14
日に
初会合を
開きます。
これを前に菅総理大臣は13日午後、作業チームの座長に就任する塩谷元文部科学大臣と総理大臣官邸で会談し「政府も行政改革の観点から検討を進める。党内でも政府と連携しながら、十分に議論してもらいたい」と要請しました。
このあと塩谷氏は記者団に対し「日本学術会議のあるべき姿が、しっかり明確になるような議論をしたい」と述べました。
加藤官房長官「任命と在り方は別」
加藤官房長官は午後の記者会見で、自民党が「日本学術会議」の在り方を検討し直す作業チームを立ち上げ、14日、初会合を開くことに関連して、「議論がなされ、答えが出てくれば、政府として受け止めたい」と述べました。
一方で「会員の任命に関する話と、学術会議として、どうあるべきかという話は別のもので、それぞれの問題意識の中で議論がなされるのだろうと思う」と述べました。
立民 福山幹事長「真正面から向き合い説明を」
立憲民主党の福山幹事長は、記者会見で、「任命問題が起こったら、さも『日本学術会議に責任があるから、その改革をする』といった、目くらましのような議論があってはならない。今の政府の意思決定はいかがわしい。問題点をすり替えるようなやり方はやめ、真正面から向き合って、国民に説明してもらいたい」と述べました。