6日夜、
新潟市の
住宅から
火が
出て
4人が
死亡した
火事で、
警察などが
現場で
検証した
結果、
2階にある
3つの
部屋のうち、
遺体が
見つかった
子ども
部屋と
寝室の
2つの
部屋の
燃え
方が
特に
激しいことがわかりました。
警察は
出火原因につながるものがないか
調べるとともに、
亡くなった
4人はこの
家の
子ども
3人と
父親と
見て
確認を
進めています。
6日午後11時半ごろ、
新潟市北区鳥屋の
家族6人が
住む
木造2階建ての
住宅から
火が
出て、
焼け跡から
4人が
遺体で
見つかりました。
警察は、
火事のあと
連絡が
取れなくなっている
会社員の
眞田幸広さん(
27)と、
長男で
小学3年生の
柊憂くん(
8)、
次男で
保育園児の瑠
翔くん(
6)、
長女で
保育園児の
結衣音ちゃん(
4)と
見て
確認を
進めています。
警察と消防は7日に現場で検証したところ、1階はほとんど焼失しておらず、2階のおよそ50平方メートルが燃えていたということです。さらに2階にある3つの部屋を調べたところ、3人の子どもの遺体が見つかった「子ども部屋」と、男性の遺体が見つかった「寝室」の2つの部屋の燃え方が特に激しかったことがわかりました。
警察はこの2つの部屋が火元と見て、出火原因につながるものがないかさらに詳しく調べています。
3人は仲のいいきょうだい
火事のあと連絡が取れなくなっている3人の子どもたちは、仲のいいきょうだいだったということです。長男の柊憂くん(8)は近くの小学校に通う3年生で、次男の瑠翔くん(6)と長女の結衣音ちゃん(4)は同じ保育園に通っていました。
家族ぐるみのつきあいをしてきたという隣に住む男性は、「子どもたち3人は何度もうちに遊びに来てくれていました。家族だけでなく、きょうだいの仲もよくて残念でなりません」と話していました。
柊憂くんが通っていた小学校の大矢隆教頭は、「掃除も率先して行うなど、とてもまじめで、しっかり者でした。先週、元気な姿を見ているだけに火事の連絡を聞いてもまだ実感がわきません」と話していました。
また、瑠翔くんと結衣音ちゃんが通っていた保育園の吉田さや香園長は、「瑠翔くんは、お遊戯会で太鼓をたたくことになっていて、それを楽しみにしていました。結衣音ちゃんはおままごとが大好きで、お母さんと料理を作るのが楽しみだと話していました。本当に信じられません」と話していました。