福島県いわき
市で、
東京電力福島第一原発の
事故によって
避難している
人たちと、
震災の
津波で
住まいを
失った
人たちとの
交流会が
開かれました。いわき
市小名浜の
災害公営住宅で
開かれた
交流会には、
原発事故により
福島県内の
4つの
町から
避難して、この
災害公営住宅に
暮らしている
人たちと、
津波で
住まいを
失い
隣の
災害公営住宅に
暮らしている
人たち、
合わせておよそ
80人が
参加しました。
集会所の前に臨時のステージが設けられ、音楽グループがショーなどを行ったほか、浪江町の名物の「浪江焼きそば」の販売も行われ、用意された200食は1時間足らずで完売となる人気ぶりでした。
いわき市は原発事故の影響で、避難している住民を全国で最も多く受け入れていて、さまざまな交流が進められています。大熊町から避難しているお年寄りの女性は「ふだん何もすることがないので、こうした催しはありがたい」と話していました。また、津波で被災した女性は「催しなどを通して隣の団地の人たちと仲よくしていきたい」と話していました。