新型しんがたコロナとインフルエンザ 同時どうじ流行りゅうこう可能かのうせい どんな事態じたいが?

Easy Japanese news
Oct 12, 2022 20:10
Furigana
Japanese newspaper
新型しんがたコロナウイルスはなつ以降いこう減少げんしょう傾向けいこうつづき、水際みずぎわ対策たいさく緩和かんわされ、全国ぜんこく旅行りょこう支援しえんはじまりました。マスクはずしてもよいのでは、というこえこえてきます。

このなかで、専門せんもん懸念けねんしているのが、これからふゆにかけて新型しんがたコロナとインフルエンザが同時どうじ流行りゅうこうする可能かのうせいです。

新型しんがたコロナが出現しゅつげんしてからの過去かこ2シーズン同時どうじ流行りゅうこうはありませんでしたが、ことしはなにちがのでしょうか?

どのような事態じたい想定そうていされるのか、そしてどう対応たいおうすればよいのでしょうか?。

新型しんがたコロナとインフルエンザ “流行りゅうこう可能かのうせい きわめてたか

「10つきから来年らいねん3つき半年はんとしかんに、新型しんがたコロナの流行りゅうこう拡大かくだい季節きせつせいインフルエンザの流行りゅうこう発生はっせいする可能かのうせいきわめてたかい」

今月こんげつ5にち新型しんがたコロナの対策たいさくたってきた専門せんもん連名れんめいで、このさき見通みとおしめ文書ぶんしょを、厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもん会合かいごう提出ていしゅつしました。

提出ていしゅつしたのは、東北とうほく大学だいがく押谷おすだにじん教授きょうじゅ京都大きょうとだいがく西浦にしうらひろし教授きょうじゅ国立こくりつ感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょ鈴木すずきはじめ感染かんせんしょう疫学えきがくセンターちょう専門せんもん会合かいごう座長ざちょうつとめる脇田わきたたかし所長しょちょうの4にんです。

これけるかたちで、専門せんもん会合かいごうは「あき以降いこう、インフルエンザが例年れいねんよりもはや流行りゅうこうし、新型しんがたコロナとの同時どうじ流行りゅうこうなることが懸念けねんされ、こうした事態じたい想定そうていした対応たいおう必要ひつようだ」と指摘してきしました。

過去かこ2ねんなかったインフルエンザの流行りゅうこう

新型しんがたコロナの感染かんせんはじまるまえ毎年まいとしふゆには季節きせつせいインフルエンザが流行りゅうこうしていました。

1つのシーズンで1000まんにん感染かんせんし、おおとしには2000まんにん感染かんせんしたと推計すいけいされています。

新型しんがたコロナの出現しゅつげん以降いこう、インフルエンザの患者かんじゃ激減げきげん

全国ぜんこくおよそ5000の医療いりょう機関きかんからの情報じょうほうをもとに国立こくりつ感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょ推計すいけいしたところ、2020ねんから21ねんはおよそ1まん4000にん、2021ねんから22ねんはおよそ3000にんでした。

インフルエンザは、東南アジアとうなんあじあアフリカなど熱帯ねったいから亜熱帯あねったい人口じんこうおお地域ちいきでは1ねんを通をとおして感染かんせんひろがっています。

それ国際こくさいてきひと移動いどう各国かっこくながれ、ウイルスがひろがる環境かんきょうができやすいふゆ時期じきだい規模きぼ流行りゅうこうこすかんがえられてきました。

それが、コロナ対策たいさく国際こくさいてきひと行き来いきき制限せいげんされたり、ひとひととの接触せっしょくすくなくなったりした影響えいきょうで、インフルエンザの流行りゅうこうきなかったとみられています。

なぜ ことしは同時どうじ流行りゅうこうそれ

これが、ことしは様相ようそうわっているというのです。

専門せんもんは、インフルエンザの流行りゅうこうが3ねんぶりにきるそれあるとして、つぎのような要因よういんげています。

水際みずぎわ対策たいさくなど緩和かんわ

欧米おうべいをはじめ、世界せかいおおくにではことしのはるからなつ以降いこう水際みずぎわ対策たいさくなど行動こうどう制限せいげん緩和かんわするうごつづき、国際こくさいてきひと移動いどうおおきくえてきています。

日本にっぽんでも今月こんげつ11にちからは、水際みずぎわ対策たいさく大幅おおはば緩和かんわ

入国にゅうこくしゃすう上限じょうげん撤廃てっぱいされ、海外かいがいからの自由じゆう個人こじん旅行りょこうみとめられました。

新型しんがたコロナだけでなく、インフルエンザの流行りゅうこうきやすい条件じょうけんととのいやすくなるかんがえられています。

【インフルエンザの免疫めんえきあるひとすくない

インフルエンザはこの2ねん日本にっぽん国内こくない流行りゅうこうしなかったので、感染かんせんしてインフルエンザの免疫めんえき獲得かくとくしているひと割合わりあいすくなくなっているとかんがえられています。

毎年まいとしインフルエンザの流行りゅうこうはいまえには、予防よぼう接種せっしゅほうもとづいて、全国ぜんこく各地かくちでインフルエンザの抗体こうたいひと割合わりあい調しらべる「インフルエンザ感受かんじゅせい調査ちょうさ」がおこなわれています。

それによりますと、Aがたのインフルエンザウイルスの一部いちぶに対にたいする抗体こうたい保有ほゆうしていたひと割合わりあいは、去年きょねんなつでも、そのまえとし、2020ねんなつよりひくかったということです。

ことしの結果けっかまだかりませんが、専門せんもんした文書ぶんしょでは、抗体こうたい保有ほゆう状況じょうきょうひくことでインフルエンザの流行りゅうこう例年れいねんよりおおきくなる方向ほうこうはたら可能かのうせいがあるとしています。

南半球みなみはんきゅうのオーストラリアで流行りゅうこう

日本にっぽんとは季節きせつぎゃくで、インフルエンザの流行りゅうこう時期じき半年はんとしずれる南半球みなみはんきゅう・オーストラリアではことし、コロナが拡大かくだいするまえおな程度ていどのインフルエンザの流行りゅうこうが2ねんぶりにきました。

オーストラリアでは、例年れいねんは8つき流行りゅうこうのピークでしたが、ことしは6つきにピークをむかえ、流行りゅうこうはやきたということです。

こうしたてんまえ、専門せんもんこのふゆにかけてインフルエンザの流行りゅうこうき、コロナの「だい8」とかさなる可能かのうせいがあるとているのです。

一方いっぽうで、日本にっぽん国内こくないでのひとひととの接触せっしょく機会きかいは、コロナの拡大かくだい以前いぜんほどにはもどっておらず、インフルエンザの流行りゅうこう規模きぼがかつてほどにはならない可能かのうせいもあるとみられています。

コロナとインフル同時どうじ流行りゅうこう どのような事態じたいか?

日本にっぽん国内こくない最大さいだい感染かんせん拡大かくだいとなった新型しんがたコロナの「だい7」では、ことし7つきから9つきまでの3か月かげつかんだけで、1200まんにんちか感染かんせんし、およそ1まん3500にんくなりました。

致死ちしりつは、0.11%となります。

ピークだった8つき下旬げじゅんには、1週間しゅうかんおよそ159まんにん感染かんせん報告ほうこくされました。

インフルエンザの患者かんじゃすうは、新型しんがたコロナが拡大かくだいするまえ、2018ねんあきから2019ねんはるまでのシーズンおよそ1200まんにんだったと国立こくりつ感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょ推計すいけいしています。

ピークの1つき下旬げじゅんには、1週間しゅうかん患者かんじゃすうがおよそ223まんにんのぼったと推計すいけいされています。

2022ねん3つき厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもん会合かいごうしめされた、専門せんもんによるおおまかな推計すいけいでは、インフルエンザの致死ちしりつは0.01%から0.05%ほどだとされています。

このなつ新型しんがたコロナの「だい7」では、発熱はつねつ外来がいらい設置せっちしている医療いりょう機関きかん患者かんじゃ殺到さっとうし、医療いりょう機関きかん保健所ほけんじょにも連絡れんらくがつかないケース相次あいつぎました。

また確保かくほした病床びょうしょう使用しようりつがり、おお地域ちいき入院にゅういんむずかしくなったほか、重症じゅうしょうリスクのあるひとでも救急きゅうきゅう搬送はんそうむずかしい状況じょうきょうになりました。

専門せんもんは、新型しんがたコロナとインフルエンザの同時どうじ流行りゅうこうで、おなような状況じょうきょう、さらに悪化あっかした状況じょうきょうきないか、懸念けねんしているのです。

新型しんがたコロナもインフルエンザも発熱はつねつやせきなど症状しょうじょうています。

のどのいた関節かんせつつうなど症状しょうじょうており、検査けんさをせず症状しょうじょうだけで両者りょうしゃ判別はんべつすることはかなりむずかしいとみられています。

発熱はつねつうったえる患者かんじゃが、診断しんだんもとめて医療いりょう機関きかん外来がいらい殺到さっとうし、ひっ迫ひっぱくする事態じたい想定そうていされています。

新型しんがたコロナの「だい8」の感染かんせん拡大かくだいだい規模きぼなると、インフルエンザへの対応たいおうかさなって救急きゅうきゅうなど医療いりょう機関きかんひっ迫ひっぱくけられなくなります。

さらに、毎年まいとしふゆは、気温きおん低下ていかによって心筋しんきん梗塞こうそくといった循環じゅんかんなど病気びょうきおおくなって医療いりょう機関きかん負荷ふか時期じきで、新型しんがたコロナとインフルエンザの同時どうじ流行りゅうこうくわわれば、医療いりょう機関きかん負担ふたんはこれまでよりもさらにおおきなものになるという懸念けねんもあります。

政府せいふ分科ぶんかかいのメンバーで東邦とうほう大学だいがく舘田たてだ一博かずひろ教授きょうじゅは「発熱はつねつ患者かんじゃ全国ぜんこくいちにちに50まんにんレベル発生はっせいし、ことしなつだい7以上いじょう外来がいらい診療しんりょうひっ迫ひっぱくする最悪さいあく事態じたい想定そうていする必要ひつようある」とはなしています。

同時どうじ流行りゅうこう発熱はつねつ わたしたちはどう対応たいおう

ではもし新型しんがたコロナとインフルエンザが同時どうじ流行りゅうこうする事態じたいになり、症状しょうじょう場合ばあいわたしたちはどう対応たいおうすればよいのでしょうか。

厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもん会合かいごうメンバー東北とうほく大学だいがく小坂こさかけん教授きょうじゅきました。

小坂こさか教授きょうじゅ

もし同時どうじ流行りゅうこう発熱はつねつ自覚じかくしたとき、症状しょうじょうだけでは区別くべつがつかない。こんコロナについてはインターネットなどでも抗原こうげん検査けんさキットが購入こうにゅうできるので、自分じぶん判断はんだんすることができる場合ばあいあるがインフルエンザはむずかしい地域ちいきおお医療いりょう機関きかん率先そっせんして発熱はつねつ患者かんじゃ診療しんりょうする体制たいせい必要ひつようなるのではないか」

政府せいふで、こうした医療いりょう体制たいせい整備せいびについては検討けんとうすすんでいるようだが、国民こくみん目線めせんで“発熱はつねつした場合ばあいどの医療いりょう機関きかんにいけばよいのか”“どう行動こうどうすればいいのか”という目安めやすをわかりやすくしめしてもらう必要ひつようがある」

重症じゅうしょうリスクのひくわか世代せだいひとにとっては、インフルでもコロナでも、解熱剤げねつざいんだり水分すいぶん補給ほきゅうしてしっかり休養きゅうようしたりすれば、基本きほんてきには症状しょうじょうはよくなっていく。まずは休養きゅうようということも大切たいせつなことだ」

小坂こさか教授きょうじゅは、どの感染かんせんしょうにかかったのかかんがえるさいには、地域ちいきでインフルエンザがどれくらい流行りゅうこうしているかみることも重要じゅうようになってくるといます。

小坂こさか教授きょうじゅ

地域ちいきのインフルエンザの流行りゅうこう状況じょうきょうは、おおきな目安めやすなるただいま仕組しくでは、定点ていてん把握はあくなどを通をつうじてらせるようになっているため、情報じょうほうすこおそく、新型しんがたコロナのように毎日まいにち情報じょうほう更新こうしんされるリアルタイムな把握はあくになっていない」

治療ちりょうやく出荷しゅっか状況じょうきょうなど、すこしでも最新さいしん状況じょうきょうがわかるような把握はあく方法ほうほう活用かつようしたうえで、その情報じょうほうしっかり医療いりょう機関きかん市民しみん共有きょうゆうできる体制たいせい非常ひじょう重要じゅうようになってくる」

厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもん会合かいごう脇田わきたたかし座長ざちょうも、今月こんげつ5にちひらかれた専門せんもん会合かいごうのあとの記者きしゃ会見かいけんで「同時どうじ流行りゅうこうきるなかで、発熱はつねつをした場合ばあい医療いりょう機関きかん受診じゅしんなどいちにんいちにんがどう行動こうどうすればよいか、わかりやすくしめことが重要じゅうようだ。またこうインフルエンザやくのタミフルなどこうウイルスやくをどのように使つかべきかなども今後こんご議論ぎろんしていく必要ひつようある」とべました。

ワクチンは? 医療いりょう体制たいせいは?

さらに、同時どうじ流行りゅうこうそなえるにあたって、ワクチン接種せっしゅについてはどうかんがえればよいのでしょうか。

新型しんがたコロナのワクチンも、インフルエンザのワクチンも、感染かんせんある程度あるていどふせほか、重症じゅうしょうふせ効果こうかたかとされています。

小坂こさか教授きょうじゅは、新型しんがたコロナの3かい、4かいのワクチン接種せっしゅとともに、インフルエンザの接種せっしゅけるようびかけています。

小坂こさか教授きょうじゅ

「コロナもインフルも、同時どうじワクチンをっても問題もんだいはない。医療いりょう機関きかんによっては同時どうじ接種せっしゅできるところもあり、しっかりタイミングのがさず両方りょうほうのワクチンを接種せっしゅしておくことが、ふゆけて重要じゅうようだ」。

また東邦とうほう大学だいがく舘田たてだ教授きょうじゅは、オンライン診療しんりょうなど活用かつようして、重症じゅうしょうのリスクがあるひと確実かくじつられるための医療いりょう体制たいせいととのえることが大事だいじだと指摘してきしています。

舘田たてだ教授きょうじゅ

重症じゅうしょうリスクがたかひとたちを優先ゆうせんして診療しんりょうできる体制たいせい維持いじするため、リスクがなく軽症けいしょうそうひとは、自宅じたく療養りょうようしてもらって、オンライン診療しんりょうやフォローアップセンターをうまく使つかいながら対応たいおうしていくことも重要じゅうようだ。コロナは簡易かんい検査けんさキットで自宅じたく検査けんさできるが、インフルエンザも同様どうよう自宅じたく検査けんさできるようになれば、医療いりょう機関きかん受診じゅしんするか自宅じたく療養りょうようすればよいか、よりスムーズに判断はんだんできるようになるかんがえられる」

とるべき感染かんせん対策たいさくわらない

一方いっぽうで、新型しんがたコロナもインフルエンザも呼吸こきゅう感染かんせんしょう感染かんせん経路けいろていて、とるべき対策たいさくおおきくわりません。

発熱はつねつなど症状しょうじょうある場合ばあい学校がっこう仕事しごとにはかず、ほかひととの接触せっしょく極力きょくりょくける休養きゅうよう重要じゅうよう

ゆび消毒しょうどく屋内おくないひとちか距離きょり会話かいわする場面ばめんなどではマスク着用ちゃくようする。飲食いんしょくてんなどでは換気かんき徹底てっていする。

専門せんもんは、新型しんがたコロナとインフルエンザが同時どうじ流行りゅうこうした場合ばあい感染かんせん規模きぼちいさくする意味いみでも、こうした基本きほんてき対策たいさくつづけることが大事だいじだとびかけています。

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国立こくりつがん研究けんきゅうセンターなどのグループは、がんなどの患者かんじゃ健康けんこうひとちょうない細菌さいきん移植いしょくちょうない環境かんきょう改善かいぜんすることで、がんの治療ちりょうやく効果こうかたかめられるかたしかめる国内こくないはつ臨床りんしょう試験しけんはじめたと発表はっぴょうしました。
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