来月29
日からの
羽田空港の
新ルートの
運用開始に
向けて、
実際の
旅客機が
新宿や
渋谷などの
都心上空を
飛ぶ飛行確認が
2日、
初めて行われました。
国は
東京オリンピック・パラリンピックに
向けて
羽田空港を
発着する
国際便を
増やすため、
来月29
日から
都心上空を
通過する
新たな
飛行ルートを
設けることにしています。
その新ルートの運用に向けて2日午後、実際の旅客機の定期便が新宿や渋谷などの都心上空を飛ぶ初めての飛行確認が行われました。
都心上空を飛ぶ新ルートでは、想定される高度は新宿で高度900m以上、渋谷で700m以上、品川で450m以上などとなっていて、南風が吹いた時の午後3時から夜7時にかけて運用されます。
国土交通省は今回の飛行確認を通して、管制官が旅客機の発着や滑走路など地上での誘導などの手順を確かめることにしています。また、ルート周辺で騒音を測定し、そのデータなども公表するとしています。
実際の旅客機を使った飛行確認は、来月11日までの間に7日程度行われる予定です。