秋の
アメリカ大統領選挙で
与党・
民主党の
候補者にバイデン
大統領が
指名されることが
固まりました。
野党・
共和党の
指名獲得が
確実な
情勢となっている
トランプ前大統領との
間で
今後、
激しい選挙戦が
展開される
見通しです。
11月の大統領選挙に向けた与党・民主党の候補者選びで、AP通信などアメリカの複数のメディアは、12日、バイデン大統領が南部ジョージア州で行われた予備選挙で勝利し、党の指名獲得に必要な全米各州の代議員の過半数を確保したと報じました。
また、アメリカメディアは野党・共和党の候補者選びでトランプ前大統領も12日に代議員の過半数を確保する可能性があると伝えています。
バイデン氏は、民主党の候補者に指名されることが固まったことを受けて声明を発表し「トランプ氏がもたらす脅威がかつてなく高まる中、党と国を率いるために私に再び信頼を寄せてくれたことを光栄に思う。私は国民が未来に向かって前進し続けることを選択すると信じている」としてトランプ氏との対決姿勢を鮮明にしました。
アメリカの政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、11月の本選挙を想定した各種世論調査の平均は12日時点で
▽バイデン氏の支持率が45.7%
▽トランプ氏が47.4%となっています。
4年前の大統領選挙で争った両者が再び対決すれば接戦となることが予想されていて今後、激しい選挙戦が展開される見通しです。