6月 バッティング好調
大リーグ通算150号ホームランを打って、ヤンキースなどでプレーした松井秀喜さんを上回り、日本選手最速となりました。
▽4月…7本 ▽5月…8本 ▽6月…9本(18日現在) 自身の好調について大谷選手は、次のように話しています。
「見え方がいいのでやっぱり、構えの段階で。結果うんぬんではなくて。もちろん結果もいいですけど。なるべくしてなっている感じがいいんじゃないかなと思います」
「春先は高めのストレートに苦戦していて、バットに当たってファールになるか、打ちにいっても空振り。うまくとらえられなかった。13号で見事にとらえて、すばらしい飛距離と打球だったものですから、これで待ちに待ったホームランが出た。これでいよいよ本当にペースが上がってくると感じさせる一打でした」
「それまでは低めにくる変化球をとらえてのホームランが多かった。野球のバッティングだが、どちらかというとゴルフスイングのようなかたちで下からすくい上げるような感じで、どちらかというとバットにボールを乗せて運ぶような形が多かった。13号以降は速いボールをバチーンと叩き潰すようなHRが出始めた」
▽ 2日:1号 低め・スライダー ▽ 3日:2号 低め・チェンジアップ ▽ 9日:3号 スライダー ▽18日:4号 低め・スライダー ▽23日:5号 低め・カーブ ▽26日:6号 低め・シンカー ▽30日:7号 カットボール <5月> ▽10日:8号 低め・カーブ ▽15日:9号 カーブ ▽18日:10号 高め・チェンジアップ ▽20日:11号 高め・ストレート ▽24日:12号 高め・カットボール ▽30日:13号 高め・ストレート ▽31日:14号 ストレート ▽31日:15号:高め・ストレート <6月> ▽ 6日:16号 高め・カットボール ▽ 9日:17号 チェンジアップ ▽10日:18号 低め・スライダー ▽12日:19号 低め・シンカー ▽12日:20号 高め・カットボール ▽14日:21号 ストレート ▽15日:22号 高め・スライダー ▽17日:23号 高め・チェンジアップ ▽18日:24号 低め・カーブ (大リーグ公式サイトより)
(小早川毅彦さん) 「去年に比べ体の軸が一段と大きくなったあと、それによって体をまわしますよね。体をまわしてバットを出すじゃないですか。体幹が強くなったので軸がしっかりしている。軸がぶれなくなるのでミスショットが少なくなるとつながっていってると思う」
「去年、日本のプロ野球で(ヤクルトの)村上選手が56本打ちましたよね、その上をいって、プラス1本で57本、ホームランも57本でタイトルをとり、打率・打点もタイトルをとって“三冠王”、ことし十分チャンスがあるんじゃないのかなと。狙える位置にいるんじゃないかなと思います」
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【大谷翔平 今季ホームラン コースは?球種は?】
週間MVPにも期待
今後の活躍 さらに期待