東京都は1年に2回、公園や道、川の横、駅などで生活するホームレスの人がどのくらいいるか調べています。
今年8月に調べると、東京都にいるホームレスの人は1037人でした。今年の1月に比べて89人少なくなりました。東京都が2002年の8月に調べ始めてから、いちばん少なくなりました。
東京都は、しばらく住む場所を紹介したり、仕事を見つける手伝いをしたりしているため、少なくなったと考えています。
今年10月に台風が来たとき、東京を流れる多摩川の横で生活していた男性が川に流されて亡くなりました。東京都は「ホームレスの人を見つけたら話をして、アパートなどで生活することができるように手伝っていきます」と話しています。