ロイター通信によりますと、3日、イラク中西部・アンバル州にあるアメリカ主導の連合軍とイラク軍が駐留する空軍基地に、少なくとも10発のロケット弾が着弾しました。ロケット弾は、基地からおよそ8キロほど離れた場所から発射された可能性があるということです。
この攻撃で、直接の死者やけが人は報告されていませんが、民間業者のアメリカ人1人が、避難中に心臓発作で死亡しました。
イラクでは先月にも北部のアメリカ軍が駐留する基地の近くにロケット弾が撃ち込まれ、民間人1人が死亡、アメリカ軍の兵士らがケガをしました。報復として、アメリカのバイデン政権は親イランのシーア派民兵組織を標的とした初めての攻撃を行い、民兵側22人が死亡したと伝えられています。