また、73キロ級では古賀稔彦さんと同じ柔道の私塾「講道学舎」の後輩の海老沼匡選手が相手を寄せつけずに優勝し「古賀先輩からはたくさんのことを学び、きょうは覚悟を持って戦うことができた」と話していました。
このほか、66キロ級は大学2年生の田中龍馬選手、81キロ級は佐々木健志選手、90キロ級は増山香補選手、100キロ級は飯田健太郎選手、100キロを超えるクラスは佐藤和哉選手が優勝しました。
この大会は、東京オリンピックの1か月前に行われることから代表内定選手は出場せず、東京大会の補欠に選ばれている各階級の7人の選手全員が、世界選手権の代表に選ばれました。 60キロ級はオリンピックの補欠の永山竜樹選手に加えて、パリオリンピックに向けた若手の登用を理由に、今大会で初優勝した22歳の古賀選手の2人が選ばれました。 66キロ級は丸山城志郎選手、73キロ級は橋本壮市選手、81キロ級は藤原崇太郎選手の、いずれもオリンピックの補欠が選ばれました。 90キロ級はオリンピックの補欠選手の長澤憲大選手に加えて、パリオリンピックに向けて去年まで国内大会を2年連続で制した20歳の村尾三四郎選手が選ばれました。 100キロ級は飯田健太郎選手、100キロを超えるクラスは影浦心選手の、オリンピックの補欠が選ばれました。
世界選手権の男子の代表に古賀ら選出