米ニューヨーク市のブロンクス動物園は、市内の公園で今年2月に保護されたワニが死んだと発表しました。
体長約1.2メートルのメスのワニは、ブルックリンの公園でニューヨーク市公園娯楽局の職員が発見して保護しました。厳寒の中、ワニは極端に衰弱した状態でした。
ブロンクス動物園の21日の発表によると、ワニは動物園で集中的な治療や栄養補給を受けていましたが、今月16日に死にました。
ワニはペットとして違法飼育されていて、浴槽の水栓をのみ込んだため腸に慢性の潰瘍(かいよう)ができていたということです。飼い主はまだ特定されていない。動物園は「動物虐待の悲劇」と形容しています。