自民党の
派閥の
政治資金をめぐる
問題を
受けて、
岸田総理大臣は、
国民の
信頼回復のために
党として
必要な
対策を
講じるまでは、
各派閥の
政治資金パーティーなどの
活動を
当面自粛するよう
求める方向で
調整に
入りました。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題では、5つの派閥が政治資金収支報告書にパーティー券収入の一部を記載していなかったほか、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」では収入のキックバックを受けていた所属議員が、数十人規模に上るとみられています。
関係者によりますと、こうした事態を受けて岸田総理大臣は、国民の信頼回復のために党として必要な対策を講じるまでは、自民党の各派閥の政治資金パーティーなどの活動を、当面自粛するよう求める方向で調整に入りました。
岸田総理大臣としては、調整がつけば、6日に予定している党幹部らとの会談で、こうした意向を伝えたい考えです。
一連の問題をめぐって、岸田総理大臣は先に「国民に疑念を持たれるとすれば遺憾だ」と述べ、党としての対応を検討する意向を示していました。