ラグビー日本にっぽん代表だいひょう アメリカに勝利しょうり 予選よせんリーグ1位いで準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつ

ラグビーの「パシフィックネーションズカップ」は環太平洋かんたいへいようの6か国かこくが参加さんかする国際こくさい大会たいかいで、予選よせんは3チームずつ2つのグループに分わかれて総そう当あたりで対戦たいせんし、それぞれの上位じょうい2チームが準決勝じゅんけっしょうに進すすみます。

世界せかいランキング14位いの日本にっぽんはカナダ、アメリカと同おなじグループBで、カナダとの初戦しょせんに勝利しょうりし、7日にち夜よる、埼玉さいたま県けん熊谷くまがや市しで世界せかい19位いのアメリカと対戦たいせんしました。

日本にっぽんは前半ぜんはん5分ふん、スタンドオフの李り承うけたまわ信しん選手せんしゅがペナルティーゴールを決きめて3点てんを先制せんせいし、15分ふんにはラインアウトから李り選手せんしゅのキックパスでチャンスを作つくり、最後さいごはセンターのニコラス・マクカラン選手せんしゅが代表だいひょう初はつトライを決きめてリードを広ひろげました。

その後そのごも2つのトライを奪うばった日本にっぽんは、24対たい10で試合しあいを折り返おりかえしました。

日本にっぽんは後半こうはん5分ふんにセンターのディラン・ライリー選手せんしゅが60メートル以上いじょうを独走どくそうするトライを決きめましたが、アメリカにフィジカルの強つよさを生いかして2つのトライを決きめられ、31対たい24と追い上おいあげられました。

日本にっぽんは22分ふんに李り選手せんしゅのペナルティーゴール、26分ふんにはオフロードパスをつないで最後さいごはウイングのマロ・ツイタマ選手せんしゅが抜け出ぬけだしてトライを決きめ、アメリカを突き放つきはなしました。

日本にっぽんは41対たい24で勝かってグループBの1位いで準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつを決きめ、今月こんげつ15日にちに東京とうきょう・秩父宮ちちぶのみやラグビー場じょうで行おこなわれる準決勝じゅんけっしょうで世界せかい13位いのサモアと対戦たいせんします。

グループAは世界せかい10位いのフィジーが2連勝れんしょうして1位いで勝かち上あがり、準決勝じゅんけっしょうでアメリカと対戦たいせんします。

決勝けっしょうは今月こんげつ21日にちに大阪おおさかの花園はなぞのラグビー場じょうで行おこなわれ、日本にっぽんは2019年ねん以来いらい、5年ねんぶりの優勝ゆうしょうを目指めざします。

キャプテン 立川たちかわ理り道どう “あと2試合しあい しっかり勝かてるよう”

日本にっぽん代表だいひょうのキャプテン、立川たちかわ理り道どう選手せんしゅは「フィジカルを全面ぜんめんに出だしてくるチームに対にたいして受うけるのではなく、しっかり自分じぶんたちから仕掛しかけていくという心構こころがまえで臨のぞんだ。ホームのテストマッチで勝かつことはすごく大おおきな意味いみがあると思おもう。あと2試合しあい、しっかりと勝かてるように準備じゅんびをしていきたい」と話はなしていました。

ディラン・ライリー “先制せんせいパンチ与あたえることカギだった”

60メートル以上いじょうを独走どくそうするトライを決きめ「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」に選えらばれたディラン・ライリー選手せんしゅは「この試合しあいに照準しょうじゅんを合あわせて準備じゅんびをしてきたのがいい結果けっかにつながってよかった。フィジカルが強つよいチームだったので、先制せんせいパンチを相手あいてに与あたえることとボールを持もっていない時間じかん帯たいにいかに相手あいてより多おおく動うごくことができるかがカギだった」と試合しあいを振り返ふりかえっていました。