燃料ポンプの不具合で走行中にエンストする恐れがあるとして、ホンダは113万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象は2017年6月から2020年9月までに製造されたホンダの「N−BOX」や「フィット」「FREED」など113万8000台余りです。
国交省によりますと、内部が変形して燃料ポンプが動かなくなり、最悪の場合は走行中にエンストする恐れがあるとしています。
これまで422件の不具合が確認されていますが、事故は起きていないということです。ホンダが同様の不具合でリコールを届け出るのは6回目で、アメリカやイギリスで生産された車を含めると合わせて約171万台に上ります。
同様の事象は他社でも確認されていて、一連の不具合によるリコールの届け出は2020年以降、合わせて380万台を超えています。