東京とうきょう 新宿しんじゅく区くの「木島きじま内科ないかクリニック」は通院つういんする患者かんじゃの多おおくが高齢こうれい者しゃで、高こう血圧けつあつや糖尿とうにょう病びょう、呼吸こきゅう器き疾患しっかんなど持病じびょうを抱かかえていて感染かんせんしたら重症じゅうしょう化かするリスクが高たかいことや出入り口でいりぐちや待合まちあい室しつが1つしかなく経路けいろを分わけることが難むずかしかったため、新型しんがたコロナに感染かんせんした疑うたがいのある患者かんじゃの受け入うけいれは原則げんそく、行おこなってきませんでした。

しかし、幅広はばひろい医療いりょう機関きかんに患者かんじゃの受け入うけいれを求もとめる国くにの方針ほうしんを受うけて、8日にちから診察しんさつや検査けんさを行おこなうことにしたということで、電話でんわで受付うけつけを行おこなって症状しょうじょうなどを聞き取ききとった上うえで時間じかんをずらすなど院内いんないでの感染かんせん対策たいさくを徹底てっていし、ほかの病気びょうきの患者かんじゃへの診察しんさつと両立りょうりつさせていくとしています。

一方いっぽう、医療いりょう機関きかんどうしで行おこなうことになった入院にゅういん調整ちょうせいについては、ほかの病気びょうきで患者かんじゃを紹介しょうかいしてきた病院びょういんを中心ちゅうしんに依頼いらいする考かんがえですが、感染かんせんの拡大かくだい時じなどにもスムーズに入院にゅういん先さきが見みつかるのかなど懸念けねんもあると言いいます。

木島きじま冨士雄ふじお院長いんちょうは、「5類るいへの移行いこうで診療しんりょう所しょの責任せきにんは重おもくなる。感染かんせんした患者かんじゃへの治療ちりょうと、ほかの患者かんじゃを感染かんせんさせないという両方りょうほうの配慮はいりょを同時どうじにしなければならない。病院びょういんとの連携れんけいがうまくいくよう行政ぎょうせいには入院にゅういん調整ちょうせいの相談そうだん場所ばしょを設もうけてもらいたい」と話はなしています。

そのうえで、流行りゅうこう状況じょうきょうの把握はあくが指定していされた医療いりょう機関きかんからの「定点ていてん把握はあく」に変かわることについて、「私わたしたちが日頃ひごろから感染かんせん者しゃ数すうや地域ちいきの流行りゅうこう状況じょうきょうを気きにかける必要ひつようはないと思おもいますが、お年寄としよりに会あうとか多た人数にんずうでのイベントに参加さんかする際さいなどには流行りゅうこう状況じょうきょうを確認かくにんしたうえで自分じぶんで判断はんだんすることが求もとめられます。また、国くにや行政ぎょうせいには地域ちいきの流行りゅうこう状況じょうきょうについて定点ていてん当あたりの感染かんせん者しゃ数すう以外いがいにもさまざまな切り口きりくちから評価ひょうかしていくことが求もとめられ、発表はっぴょうする数字すうじにどのような意味いみがあるのかやどういう行動こうどうをとってほしいのかなど、これまで以上いじょうに丁寧ていねいに情報じょうほう発信はっしんしていくことが求もとめられると思おもいます」と指摘してきしていました。

では、自分じぶんや家族かぞくが感染かんせんしたかもしれない場合ばあい、どうすれば良よいのか、今後こんごの対応たいおうをまとめました。

5類るいに移行いこうした後のちの医療いりょう費ひや検査けんさ費用ひようは、季節きせつ性せいインフルエンザなどほかの病気びょうきと同おなじように一般いっぱん的てきには3割わりの自己じこ負担ふたんが求もとめられます。

陽性ようせいが判明はんめいしたあとの外来がいらい診療しんりょうの窓口まどぐち負担ふたん分ぶんはこれまで公費こうひで支援しえんされていましたが、自己じこ負担ふたんに見直みなおされます。

入院にゅういん費用ひようについてもほかの病気びょうきとの公平こうへい性せいも考慮こうりょし、医療いりょう費ひや食事しょくじ代だいは自己じこ負担ふたんを求もとめることになるとしています。

ただ、急激きゅうげきな負担ふたんの増加ぞうかを避さけるため、夏なつの感染かんせん拡大かくだいへの対応たいおうとしてまずは9月つき末まつまで、高額こうがく療養りょうよう費ひ制度せいどの自己じこ負担ふたん限度げんど額がくから2万まん円えんを減額げんがくする措置そちを講こうじるとしています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうの試算しさんでは入院にゅういんする割合わりあいが高たかい75歳さい以上いじょうの人ひとのうち、住民じゅうみん税ぜいが非ひ課税かぜいではなく年収ねんしゅうが383万まん円えんまでの人ひとが中等ちゅうとう症しょうで10日間にちかん入院にゅういんした場合ばあいは、自己じこ負担ふたんは3万まん7600円えんとなるほか、別べつに食事しょくじ代だいが1万まん3800円えんかかるとしています。

高額こうがくなコロナ治療ちりょう薬やくの費用ひようについては、夏なつの感染かんせん拡大かくだいも想定そうていし9月つき末まつまで引き続ひきつづき公費こうひで負担ふたんされます。

仮かりに公費こうひ負担ふたんが無なくなれば、例たとえば、一般いっぱん流通りゅうつうが開始かいしされているラゲブリオの現在げんざいの価格かかくで計算けいさんすると▽外来がいらいでの自己じこ負担ふたんは最大さいだいで3万まん2470円えんになるといいます。

9月つき以降いこうは他たの病気びょうきとのバランスや国くにの在庫ざいこなどを踏ふまえて冬ふゆの感染かんせん拡大かくだいに向むけて対応たいおうが検討けんとうされます。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは判断はんだんの参考さんこうにしてもらうため、▽発症はっしょうの翌日よくじつから5日間にちかんは外出がいしゅつを控ひかえるほか、▽症状しょうじょうが軽かるくなってから24時間じかん程度ていどは外出がいしゅつを控ひかえることが推奨すいしょうされるという目安めやすを示しめしています。

そのうえで10日間にちかんが経過けいかするまではウイルスを排出はいしゅつする可能かのう性せいがあることから、マスクの着用ちゃくようや高齢こうれい者しゃなどとの接触せっしょくは控ひかえることなど、周囲しゅういの人ひとへの配慮はいりょを求もとめています。

また、濃厚のうこう接触せっしょく者しゃにも法律ほうりつに基もとづく外出がいしゅつ自粛じしゅくは求もとめられなくなりますが、医療いりょう機関きかんや高齢こうれい者しゃ施設しせつなどでクラスターなどが発生はっせいした場合ばあいは濃厚のうこう接触せっしょく者しゃかどうか判断はんだんしたうえで、行動こうどう制限せいげんへの協力きょうりょくを求もとめる可能かのう性せいがあるとしています。

ただ、高齢こうれい者しゃや妊婦にんぷの療養りょうようのための宿泊しゅくはく療養りょうよう施設しせつについては、入院にゅういんとのバランスを踏ふまえ、一定いっていの自己じこ負担ふたんをすることを前提ぜんていに自治体じちたいの判断はんだんで9月つき末まつまで継続けいぞくされます。

このほか、配はい食しょくなどのサービスも終了しゅうりょうとなります。

このため厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、重症じゅうしょう化かリスクが低ひくい人ひとも含ふくめて療養りょうよう中ちゅうで症状しょうじょうに不安ふあんがある場合ばあいなどは近ちかくの医療いりょう機関きかんを受診じゅしんするか、都道とどう府県ふけんが引き続ひきつづき設もうける24時間じかん対応たいおうの相談そうだん窓口まどぐちなどに相談そうだんをしてほしいとしてます。

また、これまで勤務きんむ先さきなどからの要請ようせいで感染かんせんの証明しょうめい書しょを求もとめて発熱はつねつ外来がいらいを訪問ほうもんする患者かんじゃも多おおくいましたが、5類るいへの移行いこう後ごは保健所ほけんじょなどは証明しょうめい書しょを発行はっこうしなくなります。

このため厚生こうせい労働ろうどう省しょうは感染かんせんの証明しょうめいが必要ひつような場合ばあいは医療いりょう機関きかんで発行はっこうされる診断しんだん書しょを活用かつようしてほしいとしています。

具体ぐたい的てきには季節きせつ性せいインフルエンザではおよそ500か所かしょの医療いりょう機関きかんからの週しゅう1回かいの報告ほうこくを国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょが集計しゅうけいする方針ほうしんです。

開始かいし時期じきなどについては定点ていてんとなる医療いりょう機関きかんと調整ちょうせいしたうえで、厚生こうせい労働ろうどう省しょうが今後こんご検討けんとうするとしています。

ただ、当面とうめんの間まは、全国ぜんこくの医療いりょう機関きかんが▽「入院にゅういん患者かんじゃ」や、▽集中しゅうちゅう治療ちりょう室しつで治療ちりょうをしている人ひとや人工じんこう呼吸こきゅう器きを使用しようしている人ひとなどを「重症じゅうしょう者しゃ」として報告ほうこくしている今いまの方法ほうほうを一定いってい期間きかん継続けいぞくし、医療いりょうひっ迫ひっぱくの状況じょうきょうや重症じゅうしょう度どの変化へんかを把握はあくすることにしています。

これまでゲノム解析かいせきは、都道とどう府県ふけんで実施じっし率りつ5～10％程度ていど、数かずとして週しゅう300～400件けんを目安めやすに実施じっししているほか、国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょでも週しゅうに800件けんの解析かいせきをしてきました。

5類るいに移行いこうしたあとは、都道とどう府県ふけんで週しゅう100件けん、国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょで週しゅう200件けん程度ていどとする方針ほうしんで、結果けっかは、国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょのホームページで週報しゅうほうや定期ていき報ほうとして公表こうひょうされます。

今後こんご、5類るいに移行いこうしたあとは自治体じちたいがこれまでのように感染かんせん者しゃを把握はあくできないことから毎日まいにちの死者ししゃ数すうの公表こうひょうは終了しゅうりょうとなります。

今後こんごは「人口じんこう動態どうたい統計とうけい」をもとに推移すいいを把握はあくしていくことになり、具体ぐたい的てきには自治体じちたいに提出ていしゅつされた死亡しぼう届とどけや死亡しぼう診断しんだん書しょから死因しいんなどのデータを集計しゅうけいして死亡しぼう者しゃ数すうの動向どうこうを把握はあくする方針ほうしんですが、死者ししゃの総数そうすうの把握はあくは2か月かげつ後ごに詳細しょうさいな死因しいん別べつでは5か月かげつ後ごになる見込みこみです。

このため、集計しゅうけいに時間じかんがかかることから人口じんこう動態どうたい統計とうけいとは別べつに、協力きょうりょくを得えられた一部いちぶの自治体じちたいの死亡しぼうした人ひとの総数そうすうを1か月かげつ以内いないをめどに集計しゅうけいし、増減ぞうげんの傾向けいこうなどを把握はあくするとしています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうはこれまで各かく都道とどう府県ふけんが新型しんがたコロナの患者かんじゃのために確保かくほした病床びょうしょうの使用しよう率りつなどを週しゅうに1度どまとめて公表こうひょうしています。

5類るいに移行いこうしたあと、自治体じちたいや医療いりょう機関きかんで確保かくほ病床びょうしょうの数かずの見直みなおしが進すすめられますが、「病床びょうしょう使用しよう率りつ」の把握はあくは継続けいぞくすることにしています。

医療いりょう機関きかんや高齢こうれい者しゃ施設しせつ、学校がっこうなどでの複数ふくすう人じんの感染かんせん事例じれい、「クラスター」については、インフルエンザなどほかの感染かんせん症しょうと同おなじように病院びょういんや福祉ふくし施設しせつには保健所ほけんじょへの報告ほうこくを求もとめますが、国くにによる一律いちりつの公表こうひょうは行おこなわれなくなります。

「検査けんさ数すう」については現在げんざい行おこなわれている医療いりょう機関きかんからの報告ほうこくを継続けいぞくすることになりました。

「急性きゅうせい呼吸こきゅう器き感染かんせん症しょう」にはインフルエンザや新型しんがたコロナウイルス、RSウイルス感染かんせん症しょうなどが含ふくまれ厚生こうせい労働ろうどう省しょうは今後こんご、定点ていてん医療いりょう機関きかんの負担ふたんを考慮こうりょしながら専門せんもん家かによる部会ぶかいで本格ほんかく的てきな検討けんとうを進すすめていくことにしています。

具体ぐたい的てきには軽症けいしょうなど症状しょうじょうの軽かるい人ひとからはじめ、秋あき以降いこうは重症じゅうしょうの患者かんじゃにも広ひろげていくとしています。

そのうえで、医療いりょう機関きかんどうしが病床びょうしょうの状況じょうきょうを共有きょうゆうするためITの活用かつようを進すすめるほか、円滑えんかつな移行いこうのため、都道とどう府県ふけんの実情じつじょうに応おうじ、当面とうめん「入院にゅういん調整ちょうせい本部ほんぶ」などの枠組わくぐみを残のこすことも可能かのうだとしています

具体ぐたい的てきには、▽「発熱はつねつ外来がいらい」であることを公表こうひょうした場合ばあいの加算かさんを廃止はいしするほか、▽新型しんがたコロナの重症じゅうしょう者しゃなどを入院にゅういんさせた際さいの加算かさんも縮小しゅくしょうします。

一方いっぽうで、▽医療いりょう機関きかん内ないの感染かんせん防止ぼうし対策たいさくへの加算かさんは維持いじするほか、▽入院にゅういん調整ちょうせいを行おこなった場合ばあいの診療しんりょう報酬ほうしゅうを新あらたに設もうけるとしています。

具体ぐたい的てきには、全国ぜんこく各地かくちで後遺症こういしょうの診療しんりょうにあたる医療いりょう機関きかんのリストを厚生こうせい労働ろうどう省しょうのホームページなどで見みることができるようにしたほか、後遺症こういしょうの患者かんじゃを診療しんりょうした医療いりょう機関きかんに支払しはらわれる診療しんりょう報酬ほうしゅうを今月こんげつ8日にちから加算かさんすることにしています。

病床びょうしょう確保かくほ料りょう、いわゆる「空そら床ゆか補償ほしょう」は病床びょうしょうの種類しゅるいによって異ことなり、重点じゅうてん医療いりょう機関きかんの大学だいがく病院びょういんなど特定とくてい医療いりょう機関きかんの一般いっぱんの病床びょうしょうは1日にち1床しょう当あたりの上限じょうげんは7万まん4000円えんでしたが、5類るいに移行いこう後ご、9月つき末まつをめどとした措置そちとして3万まん7000円えんに半減はんげんさせます。

また、コロナ病床びょうしょうを確保かくほする際さいに周囲しゅういで使用しようを控ひかえていた「休止きゅうし病床びょうしょう」にも病床びょうしょう確保かくほ料りょうが支払しはらわれてきましたが、通常つうじょうの医療いりょう体制たいせいへの移行いこうを目指めざす中なか、病床びょうしょうを有効ゆうこうに活用かつようする観点かんてんから、病床びょうしょう確保かくほ料りょうが支払しはらわれる「休止きゅうし病床びょうしょう」の範囲はんいが半分はんぶんに見直みなおされます。

9月末げつまつ以降いこうの対応たいおうについては医療いりょう機関きかんの拡充かくじゅうの状況じょうきょうなどを踏ふまえて見直みなおしを行おこなうとしています。

それによりますと、入院にゅういん体制たいせいは、第だい8波はでオミクロン株かぶが流行りゅうこうした時ときに最大さいだいでおよそ5万まん3000人にんが入院にゅういんしたのに対にたいして、夏なつの感染かんせん拡大かくだいに向むけておよそ8300の医療いりょう機関きかんで最大さいだいでおよそ5万まん8000人にんの患者かんじゃの受け入うけいれ体制たいせいを確保かくほしたとしています。

このうち、病院びょういんはおよそ7400で、入院にゅういん体制たいせいの目標もくひょうとなっている全ぜん病院びょういんおよそ8200のうちおよそ9割わりとなっていて、このほかおよそ1000の病床びょうしょうのあるクリニックで対応たいおうするとしています。

一方いっぽう、「外来がいらい診療しんりょう」を行おこなう医療いりょう機関きかんについては、現時点げんじてんでは、これまでより2000増ふえて約やく4万まん4000になるとしていますが、5類るい移行いこう後ごの目標もくひょうとしている6万まん4000には届とどいていません。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは感染かんせん対策たいさくの設備せつびや防護ぼうご服ふくの確保かくほなどの支援しえんを続つづけるほか、院内いんない感染かんせんマニュアルなどを示しめしながら新あらたに外来がいらい診療しんりょうを行おこなう医療いりょう機関きかんを増ふやしていきたいとしています。

計画けいかくの期間きかんは冬ふゆの感染かんせん拡大かくだいを想定そうていして9月つき末まつまでとしていて、その後そのご、各かく地域ちいきごとに見直みなおしを行おこなう計画けいかくです。

具体ぐたい的てきには、▽手洗てあらいなどの手て指ゆび衛生えいせいと換気かんきについては、引き続ひきつづき有効ゆうこうだとしています。

また、▽いわゆる「3密みつ」の回避かいひや人ひとと人ひととの距離きょりの確保かくほについては、流行りゅうこう期きには重症じゅうしょう化かリスクの高たかい人ひとにとって有効ゆうこうだとしています。

一方いっぽう、事業じぎょう者しゃなどが行おこなっている▽入場にゅうじょう時じの検温けんおん、▽入り口いりくちでの消毒しょうどく液えきの設置せっち、▽パーティションの設置せっちなどの感染かんせん対策たいさくについては、効果こうかやコストなどを踏ふまえ判断はんだんしてほしいとしています。

また、政府せいふはこれまで海外かいがいから日本にっぽんに入国にゅうこくする人ひとに対にたいしウイルスの流入りゅうにゅうを防ふせぐため3回かいのワクチン接種せっしゅの証明しょうめい書しょなどを求もとめていましたが、「5類るい」では原則げんそく、こうした措置そちが取とれなくなります。

具体ぐたい的てきには5月つき8日にちから高齢こうれい者しゃや基礎きそ疾患しっかんのある人ひとのほか、医療いりょう従事じゅうじ者しゃや介護かいご従事じゅうじ者しゃなどを対象たいしょうに、今いまのオミクロン株かぶ対応たいおうワクチンで接種せっしゅが開始かいしされます。

9月つきからは▽重症じゅうしょう化かリスクの高たかい人ひとの今年度こんねんど2回かい目めの接種せっしゅが開始かいしされるほか、▽重症じゅうしょう化かリスクの高たかくない5歳さい以上いじょうの人ひとの1回かい目めの接種せっしゅも開始かいしされます。

9月つきからの具体ぐたい的てきなスケジュールや使用しようするワクチンについては今後こんご、ウイルスの変異へんいなどを考慮こうりょして決定けっていするとしています。