気象庁によると、24日午後8時ごろ、鹿児島県の桜島で大きな噴火がありました。大きな石が噴火の爆発で2.5kmぐらい飛びました。
気象庁は、噴火口から3km以内の場所では、大きな石が飛んでくる可能性があると言っています。2km以内の場所では、熱い灰などが速いスピードで流れてくる火砕流に気をつけるように言っています。桜島の噴火警戒レベルは、いちばん高いレベル5に上がりました。
鹿児島市は24日の夜、噴火口から3km以内の場所に住んでいる51人が避難したと言いました。避難した男性は「1日でも早く自分の家に帰りたいです」と話していました。
桜島では、噴火が続いています。25日午前6時半ごろには、噴火で出た煙が高さ2200mまで上がって雲に入りました。