中国独自の宇宙ステーション「天宮」の居住区部分を含む中核の施設は日本時間の29日正午過ぎ、南部・海南島からロケットで打ち上げられました。
国営の中央テレビによりますと、およそ1時間後には予定していた軌道に投入され、打ち上げは成功したということです。「宇宙強国」を掲げる中国は2022年ごろまでに実験施設なども打ち上げ、宇宙ステーションを完成させる予定です。長期滞在の定員は3人で、短期間なら6人までの宇宙飛行士が滞在可能だといいます。
2024年には野口聡一さんが滞在する「国際宇宙ステーション」が運用を終える見通しで、これ以降は、世界唯一の宇宙ステーションとなる可能性があります。